友人が笑顔になると、見ているこちらまで元気になります。
お店の店員さんが笑顔を見せてくれると、こちらも明るい気持ちになります。
たとえ見ず知らずの人であっても、にこにこしていると、見ているこちらまで幸せな気持ちになるもの。
笑顔は、見る人を幸せな気持ちにさせる力があります。
明るい気持ちになるなら、笑顔を見る機会を増やすことが大切です。
あなたは1日に何回くらい笑顔を見かけるでしょうか。
笑顔を見る機会が多くなるほど、明るい気持ちになれます。
笑顔を見る機会が増えるにつれて明るい気持ちになれ、日常の幸福感を底上げできます。
そんな笑顔ですが、笑顔を見る機会を増やす工夫があります。
とてもシンプルで、年齢も性別も関係なく、今日から今すぐ実行できます。
鏡で自分を見るとき、笑顔になればいいのです。
鏡の前で身支度をするとき、にっこりほほ笑みましょう。
お手洗いで鏡を見るときも、にっこりほほ笑みましょう。
歯磨きのときも、鏡に向かってにっこりほほ笑みましょう。
私たちの1日を振りかえると、何度か鏡の前に立つ機会があるでしょう。
そのとき笑顔になればいいのです。
にこっとするだけでOK。
口角を3ミリ上げるだけでいいのです。
何か楽しいことを思い浮かべるのもいいでしょう。
「鏡の前に立つ機会=笑顔を見る機会」となります。
シンプルに笑顔を見る機会が増えるのです。
自分の笑顔も、笑顔の1つであることに変わりありません。
人の笑顔はコントロールは難しくても、自分の笑顔はコントロールできます。
鏡の前でにっこりほほ笑むことも、笑顔を見る機会の1つ。
その気になれば、1日10回以上、笑顔を見られるようになるはずです。
鏡の前に立つときは、笑顔になって、笑顔を見る機会を増やしましょう。
このアイデアのメリットは、笑顔を見る機会が増えるだけではありません。
笑顔になると、自分まで明るい気持ちになれます。
口角を上げると、表情筋からの信号が脳に伝わります。
脳内で幸せ物質が分泌され、自分で自分を明るくさせることができるようになるのです。
アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズは「感情は行動によって生み出される」と言っています。
フランスの哲学者アランは「幸福だから笑うのではない。笑うから幸福なのだ」という名言を残しています。
笑顔になると、ネガティブな気持ちが吹き飛び、ポジティブのスイッチが入ります。
笑顔を見る機会が増えるうえ、自分も明るい気持ちになれるのでおすすめです。
笑顔は感情だけでなく、運にもプラスに働きます。
日本では「笑う門には福来たる」という格言があります。
日頃から笑顔を心がけ、明るい気持ちでいると、運を引き寄せる力も強くなるのです。