快適な人間関係を築くために、心がけたいことがあります。
「できるだけ約束のお願いをしないこと」です。
もちろん普通に約束をするくらいならいいのです。
「次の日曜日、○○のレストランで一緒にランチしよう」
「来週の同じ時間に、またデートしよう」
「次のミーティングは、来月3日15時に開こう」
友人や恋人と普通に約束するのはよくあることです。
だからといって、次々たくさん約束するのは注意したほうがいいでしょう。
約束をお願いすることは、少なからず相手の負担となるからです。
約束をすると、相手は覚えなければいけません。
「覚える」という手間が発生します。
世の中には覚えるのが苦手な人もいます。
自分は簡単に覚えられても、相手は大変かもしれません。
約束をすると、少なからず責任も発生します。
相手は「守らなければいけない」というプレッシャーを感じ、ストレスの原因となります。
ちょっとした約束であっても、責任感の強い人なら、プレッシャーを感じるはずです。
安易にたくさん約束をお願いすると、それだけ相手の負担が大きくなります。
約束を増やしすぎると、ろくなことになりません。
人と約束するのはいいのですが、快適な人間関係を築きたいなら、約束は必要最小限に抑えるのがベターです。
約束が少ないと、お互いの負担も小さくなり、付き合いやすくなります。
ちょっとしたことなら、約束するのではなく、臨機応変で済ませるのもありです。
「そのときはそのとき」という考え方もあります。
約束という形にこだわるより、適当という形も悪くありません。
約束は、多いより少ないほうがいい。
約束が少なければ少ないほど、お互いの負担が小さくなります。
付き合いやすくなり、人間関係も長続きするのです。