若いうちにしておかなければならないことの1つに「人と同じことをしてはいけない」ということがあります。
若い時期というのは、周りに合わせた行動をしてしまいがちです。
みんなと同じ考えを持ち、周りと同じ行動をしたりします。
流行に乗って同じような服を着たり、はやりの髪型にしたり、周りの意見に合わせて自分の意見を包み隠すということです。
若いころは、いつも誰かと群れてばかりです。
学校では「みんなと同じようにすること」という「協調性」を叩き込まれていました。
同じようにすることが正しいことだと思っていました。
そうでなければ、周りから変な目で見られ「あの人、変」と思われてしまうからです。
しかし、今、思えば人と同じようにすることなど、初めからできるわけがないのです。
性格も個性も声も体格も、人によってそれぞれ違いがあります。
同じようにする努力は、つまり自分をなくしてしまうという努力になってしまうのです。
違うところこそ、よいのだと気づくことが必要だったのです。
人と違うところを見つけ、自分だけの特徴を見つけ、伸ばしていくという努力をしていかなければならなかったのです。
もっと自分らしくなれ、自分だけの特徴を生かした勉強や学部、職業、生き方をしていくことができるようになるのです。