自分の生きる人生は、自分が歩むことです。
まず主人公である自分のことを知っておくことが大切です。
自分のことがわかればわかるほど、人生の選択肢において迷うことがなくなります。
若いうちに自分の特性を知り「好きなこと」を見つけておくと、後から選択する人生の道において決め手となるのです。
迷うというのは、本来答えがわからないときに起こる状態です。
学校から自分の家まで帰るのに、迷うことがないのは「道がわかっているから」です。
右と左の道にわかれていても、自分の家の方向が右の道から行けるということがわかれば、大丈夫です。
叱るべき正しい方向に、歩けばいいだけです。
答えがわかっていれば、迷いは発生しません。
迷うことは、答えを知っていれば起こりようがないのです。
迷いがあるということは、それだけ自分の勉強が不足しているということです。
「大学はどこを目指すのか」
「学部はどこにするか」
「どんな仕事が希望なのか」
自分のことを、自分でもよくわかっていないため、迷うのです。
自分のことがわからないから、どの道に進むべきかもわからないのです。
どの道もよさそうに見えたり、どの道も違うような気がしたり、はっきりはわからずもやもやした状態だから「迷う」のです。
本来自分のことがわかっていれば、迷うことはありません。
ペットを飼うことが好きな人なら、傷ついた動物たちを治療したいと願うようになり、獣医師が向いていることがわかります。
獣医師になって動物たちの傷を癒したいと思えば、目指すべき大学、学部、仕事も迷うことがなくなります。
迷うことは、答えがわからないからこそ起こる現象です。
若いうちに自分の好きなことを見つけ、それを軸に人生を歩んでいくことが大切なのです。