「青春の友は、一生の友」
若い時期に作った友人は、社会に出てからできた友人より親しく長続きがする意味を持つ有名な言葉です。
若いころに作った友人は、往々にして一生付き合う関係になりやすい。
特に学生時代に作った友人は、その後頻繁に連絡を取らなくても心でのつながりがあるため、仲が絶えることはありません。
仕事で毎日会っているほうが仲良くなるように思えますが、そうとも限らないのです。
社会に出ると利害関係や上下関係が大きく絡んできます。
「この人と仕事をやるうえで必要だ」
「彼は私の上司だから言うことを聞かないといけない」
こうした利害関係と上下関係があるため、仲の良さにはなかなか思うようにつながっていかないのです。
一生続くような仲のいい友人とは、利害関係も上下関係もなく、お互いに気兼ねなく接することができます。
それは若い時期の学生時代が、最もよい時期だからです。
一生付き合っていくための友人を作ることは、若いうちにしておかなければならないことの1つです。
仲のいい友人を作るポイントは「楽しい時期だけでなく、つらい時期も一緒に過ごす」という経験を作っておくことです。
勉強に苦しみ、恋愛に苦しみ、学園祭や運動会の練習の日々、受験勉強などです。
つらい困難を一緒に乗り越えた友人とは、心の結びつきが強くなり、その後も仲が続くのです。