執筆者:水口貴博

若いうちにやっておくべき30のこと

19

精神的な免疫力をつけておく。

精神的な免疫力をつけておく。 | 若いうちにやっておくべき30のこと

免疫力を、子どものころからつけておかないと、大人になってからとても苦労します。

免疫力とはいえ、健康面での免疫力ではありません。

もちろん健康面での免疫力も大切なのですが、それより「精神的な免疫力」のほうがはるかに重要なのです。

精神的な免疫力がなければ、体がいくら丈夫でも動かなくなってしまうからです。

ささいな失敗で精神的に落ち込んで、何も行動できなくなってしまうことを経験したことがありませんか。

恋愛に挫折して、次の恋へのステップが踏めなくなってしまう。

先生に叱られて落ち込んで、行動することが怖くなってしまう。

恥ずかしい目に遭うのが嫌だから、何もしない癖がつく。

人間が行動できない一番の理由は、体に障害があるとか、不自由であるとか、病気であるとかではありません。

精神的に免疫がなく、ささいなことですぐ落ち込んでしまうから、行動できなくなってしまうのです。

若い時期にしておかなければならないことの1つに、たくさんの失敗を経験して、精神的な免疫力をつけておくということです。

これは若いうちだからこそ、つけておくほうがいいのです。

若いうちならやり直しができ、立ち直りも早く、リスクが小さくてすみます。

若い時期にたくさんの失敗を経験しておくことで「失敗を失敗と感じなくなる感性」を身につけておくことです。

たくさん失敗しておくほうが「そのおかげで何かがよくなる」ことを感覚的に知っておけば、失敗することが怖くなくなります。

「失敗は成功の種」ということに早い時期に気づいておけば、暗い人生を歩むことはなくなるのです。

若いうちにやっておくべきこと(19)
  • 失敗に慣れて、精神的に免疫をつけておく。
初めからうまくいくわけがないことを知る。

若いうちにやっておくべき30のこと

  1. 若い時期だからこそ、できることがある。
  2. 若いうちなら、失敗も許される。
  3. 三日坊主で、自分を知る。
  4. 好きなことを知れば、迷うことはなくなる。
  5. 好きなことをたくさんして、得意なことに変えてしまう。
  6. 好きなことをやって、エネルギーを技に変えよう。
  7. 幸せな死の瞬間から遡って、今、どうすればいいのかを考えることが大切。
  8. 祖父と祖母のいる当たり前の日常を、経験しておく。
  9. 勉強そのものより、勉強の仕方を学ぶ。
  10. 親しい仲の友人を作っておく。
  11. 自分が中心で世界が回っている……わけではない。
  12. 嫌いなことを、好きなことに変えるという努力をする。
  13. 厳しくつらいことは嫌なこと……というわけでもない。
  14. 人と同じようにする努力は、自分をなくしてしまう努力になる。
  15. 好きなことばかりやっていていい。
  16. 若いうちに、自分磨きを精いっぱいしておくこと。
  17. 「どっちでもいい」という答え方を卒業する。
  18. よいことも悪いことも、ずっと続くわけではないことを知る。
  19. 精神的な免疫力をつけておく。
  20. 初めからうまくいくわけがないことを知る。
  21. 本当のスタートは、ゼロからではない。
    マイナスから始まるものなのだ。
  22. 1人の時間をたっぷり経験する。
  23. おしゃべりばかりをやめること。
  24. 今の友人を捨てる。
  25. 一度は、ひどい地獄を経験しておく。
  26. 若いうちこそ、恥ずかしい経験をたくさんしておく。
  27. 夢への階段を踏み外さないこと。
  28. 痛みが小さい若い時期に、お金の失敗を経験しておくこと。
  29. 自分探しとは、何かに近づくこと。
  30. 青春を満喫して、自分の根っこを広げておく。

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