執筆者:水口貴博

若いうちにやっておくべき30のこと

12

嫌いなことを、好きなことに変えるという努力をする。

嫌いなことを、好きなことに変えるという努力をする。 | 若いうちにやっておくべき30のこと

私のお尻がまだ青かった少年時代は、学校でただ言われるがままに勉強をしていました。

学校側から「これを勉強しなさい」と言われていました。

当時は、ただ言われるがままに、勉強をしていました。

だんだん嫌いな科目や苦手な科目が出てくるようになりました。

嫌いや苦手という意識があると、勉強を避けがちになります。

中学1年生のときは、英語が一番嫌いな科目でした。

「I am」という表現はあるのに、なぜ「I is」という表現はないのかが理解できませんでした。

わからないから、余計に嫌いになっていきました。

面白いように、成績は下がっていきました。

簡単な英語のテストでさえ30点を下回る点数を取るようになり、さらに苦手意識に拍車をかけます。

私は、まったくの悪循環に陥っていました。

しかし、勉強をしないと先生や親に叱られますから、嫌いな教科でもいやいや勉強をしていました。

いやいや勉強をしていたことに、そもそもの原因があります。

心や気持ちがないことは、体も頭も動かないのです。

嫌いな科目を無理にしても、頭には入りませんし、身につきにくくなります。

当時の私に足りなかったことは、嫌いなことをいやいや勉強するのではなく、嫌いなことを好きなことに変えるという努力でした。

嫌いな教科でも「面白い」「楽しい」という部分が必ずあります。

私はそうしたことを見つける努力を怠っていました。

嫌いなことや苦手なことの中から、興味が湧く部分を見つけ出し、楽しみながら勉強をしないといつまでも頭に入ってこないのです。

勉強をする以前に「勉強をしたい」「勉強が面白い」という気持ちにしておかないと、一向に勉強ははかどりません。

嫌いなことの中にも、必ず1つは、面白いという部分があります。

そういう点を少しでも見つけ、興味や好奇心を刺激させる勉強が必要だったのです。

若いうちにやっておくべきこと(12)
  • 嫌いなことを、好きなことに変えるという努力をする。
厳しくつらいことは嫌なこと……というわけでもない。

若いうちにやっておくべき30のこと

  1. 若い時期だからこそ、できることがある。
  2. 若いうちなら、失敗も許される。
  3. 三日坊主で、自分を知る。
  4. 好きなことを知れば、迷うことはなくなる。
  5. 好きなことをたくさんして、得意なことに変えてしまう。
  6. 好きなことをやって、エネルギーを技に変えよう。
  7. 幸せな死の瞬間から遡って、今、どうすればいいのかを考えることが大切。
  8. 祖父と祖母のいる当たり前の日常を、経験しておく。
  9. 勉強そのものより、勉強の仕方を学ぶ。
  10. 親しい仲の友人を作っておく。
  11. 自分が中心で世界が回っている……わけではない。
  12. 嫌いなことを、好きなことに変えるという努力をする。
  13. 厳しくつらいことは嫌なこと……というわけでもない。
  14. 人と同じようにする努力は、自分をなくしてしまう努力になる。
  15. 好きなことばかりやっていていい。
  16. 若いうちに、自分磨きを精いっぱいしておくこと。
  17. 「どっちでもいい」という答え方を卒業する。
  18. よいことも悪いことも、ずっと続くわけではないことを知る。
  19. 精神的な免疫力をつけておく。
  20. 初めからうまくいくわけがないことを知る。
  21. 本当のスタートは、ゼロからではない。
    マイナスから始まるものなのだ。
  22. 1人の時間をたっぷり経験する。
  23. おしゃべりばかりをやめること。
  24. 今の友人を捨てる。
  25. 一度は、ひどい地獄を経験しておく。
  26. 若いうちこそ、恥ずかしい経験をたくさんしておく。
  27. 夢への階段を踏み外さないこと。
  28. 痛みが小さい若い時期に、お金の失敗を経験しておくこと。
  29. 自分探しとは、何かに近づくこと。
  30. 青春を満喫して、自分の根っこを広げておく。

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