「気力がなくて体がだるいです。動きたくありません。何もやる気が起きません」
気力がなくて嘆いている人がいます。
どれだけ体力があっても、気力がないと体は思うように動きません。
体を動かしていないにもかかわらず、だるさや疲れを感じます。
気力がなければ、意欲が湧きません。
何事にも興味が持てなくなってしまい、日常が色あせて見えてきます。
あまりに気力がないと引きこもりの状態となってしまい、日常生活に支障が出ることも少なくありません。
あまりに気力がないと、病気を疑うこともあるかもしれません。
しかし、ここに誤解があります。
なぜ気力がないのか。
体を動かしていないからです。
最初に気力があるのではありません。
実際は体を動かすことで出てくるものです。
筋肉は、気力の発電機です。
筋肉を動かすから、気力が生まれてきます。
筋肉を動かせば動かすほど、気力もたくさん生まれてきます。
自転車のダイナモライトと同じように、動かないと発電されずライトが点灯しませんが、動けば動くほど明るく点灯します。
気力がなくて悩んでいるなら、筋トレでも有酸素運動でもいいので、まず体を動かしてください。
体を動かしてしばらくすると、むくむく気力が湧いてきます。
筋肉を動かすことで、気力が生まれたからです。
ほとんど気力がなくて、限りなくゼロに近いときもあるでしょう。
無気力のときは体をちょっと動かすだけでも大変ですが、なけなしの力を振り絞って動いてください。
大変なのは最初だけです。
掃除でも散歩でもいいので、何らかの形で体を動かしましょう。
軽い運動で十分です。
だらだらしていてもいいのです。
だんだん気力が生まれてきて、テンションも上がってくるはずです。
気力がなくて動きたくないといいますが、気力がないからこそ動きましょう。
筋肉は気力の発電機ですから、何でもいいので体を動かしていれば、だんだん気力が湧いてくるのです。