野球では、すでにストライクゾーンが決まっています。
一般的なストライクゾーンは、本塁上の空間で、打者の胸から膝までの高さの部分です。
国によってストライクゾーンに違いはありますが、基本的な範囲はおおむね同じです。
野球のストライクゾーンは変えることができません。
ルールとして、厳密に定められているため、従うしかありません。
その厳しさが野球の面白さでもあります。
決められたルールの中でベストを尽くし、勝利を目指して最高のパフォーマンスを発揮するのが、ゲームの面白さ。
ピッチャーは、ストライクゾーンのぎりぎりを狙ってボールを投げます。
コントロールの優れたピッチャーほど、成績もよくなります。
ストライクゾーンのぎりぎりを投げることで、打ちにくいボールになり、バッターから三振を奪えます。
一方、あなたにもストライクゾーンがあります。
仕事の範囲。
人間関係の範囲。
恋愛対象の範囲。
好き嫌いの範囲。
興味関心の範囲。
さまざまなストライクゾーンがあります。
あなたのストライクゾーンは誰が決めるのか。
あなたが決めるのです。
あなた自身がルールブック。
あなた独自のストライクゾーンを作りましょう。
どんなストライクゾーンも自由ですから、自分の好きに決めてOKです。
正方形でも楕円形でもOK。
いびつな形をしたストライクゾーンでもOKです。
ストライクゾーンは、狭くするより広くしたほうがいいでしょう。
ストライクゾーンを広げると、可能性と許容範囲が広がって、楽しみが増えます。
あらゆるボールを受け止めるのは難しくても、少しでもストライクゾーンを広げるくらいならできるでしょう。
一度ルールを決めた後でも、都合が悪ければ、自由に書き換えることもできます。
あなたのストライクゾーンも、個性の1つです。