無難なことばかり選んでいませんか。
余計な危険を冒したくないときは、無難なことを選びたくなります。
もちろん安全で安定した結果を出したいなら、無難なことを選ぶのがいいでしょう。
無難なことは、慣れや知識があります。
素早くスムーズにこなせ、安定した結果を発揮できるでしょう。
無難な選択だけすれば、スムーズな人生を送れるに違いありません。
しかし、無難なことばかり選んでいると「ある問題」が発生します。
無難なことを選ぶことが当たり前になるにつれて、だんだん心が弱って臆病になっていくのです。
人間は、慣れる生き物です。
体を鍛えていないと筋肉が衰えるように、心も鍛えていないとメンタルが衰えます。
無難ばかり選んでいると、緊張する機会が減っていきます。
はらはらどきどきする経験も減ります。
だんだん心が弱くなるにつれて、勇気が出にくくなる。
最終的に臆病になるのです。
もともと心が強くて勇敢な人でも、無難なことばかり選んでいると、いずれ臆病者になる可能性があるため油断できません。
無難なことばかり選んでいると、あなた自身が「つまらない人間」になってしまいます。
良かれと思って無難なことばかり選んでいると、どんどん心が弱くなっていくのです。
ここで大切な心がけがあります。
たまにはあえて危険なことを選んでみましょう。
もちろん危険なこととはいえ、重大なリスクがあることを選ぶ必要はありません。
少しストレスを感じるチャレンジでいいのです。
リスクの小さなことなら、比較的軽い気持ちで挑戦できるでしょう。
「恥をかきに行こう」
「少しくらい損があってもいいよね」
「たまには苦しむこともあっていいよね」
痛い目に遭ったとしても、ちょっと小さな恥や損がある程度で済むなら、許容範囲でしょう。
恥ずかしいなら、笑ってごまかすのもありです。
いくらかお金を失って損をすることがあれば「心を鍛えるための授業料」と思えばいい。
誰かに無理やり強制されるとおっくうですが、自分の意思で危険なことをするならやる気が出るでしょう。
無理のない範囲で危険なことをしてみると、はらはらどきどきしたイベントになるので、積極的に楽しめます。
心が弱って臆病にならないよう、ときどき心に適度なストレスを与えましょう。
リスクに飛び込んでいくのも、なかなか面白い経験になるはずです。
たまには危険なことを選ぶことでメンタルが鍛えられ、強い心を維持できるのです。