力を入れて仕事をすれば、素晴らしい結果が得られるでしょう。
エネルギーのすべてを仕事に注ぎ込み、まったく手抜きを許さず、休憩は最小限に抑えます。
全身全霊で仕事に打ち込めば、最高のスピードと集中力が生まれます。
すべてを出し切るような形となって、素晴らしい結果を残せるでしょう。
子どもの頃から「力を入れて仕事に打ち込むことはよいこと」と教わってきた人も多いはずです。
力を入れて仕事に打ち込めば、ベストの結果が残せることに疑いの余地はありません。
しかし、ちょっと頭を柔らかくして、試してみてほしいパターンがあります。
力を抜いて仕事をしてみてください。
「力を抜けば、ひどい結果になるはず」と思うかもしれませんが、実際はどうでしょうか。
ひどい結果になると思いきや、意外とそうでもないときがあります。
それなりによい結果となり、力を入れて仕事したときと大差ないときがあります。
差があるとしても、微々たるものであり許容範囲ということがあるでしょう。
場合によっては、力を抜いて仕事をしたときのほうがよい結果が出ることもあるから驚きです。
「力を抜いて仕事をする=悪い結果になる」というのは思い込みかもしれません。
一度試してみる価値はあります。
なぜ力を抜いても、仕事の結果に大差がないのか。
ある程度仕事に慣れてくると、力の入れどころがわかってきます。
結果に影響する部分と、そうでない部分の違いが見えてきます。
コツや勘所がわかれば、力を抜いて仕事をしても結果に大差ない状態となるのです。
力を入れて仕事をしたときと、力を抜いて仕事をしたときで、結果を比べてみましょう。
どちらも結果が大差ないなら、力を抜いて仕事をするほうがいい。
力を抜いて仕事をしたときのほうが、消耗が少ないため長く続けられます。
何事も継続は力になります。
短期的に見れば力を入れて仕事をするほうがよくても、長期的に見ると、力を抜いて仕事をするほうがよいことが多い。
長期的な継続が可能になれば、どんどん積み重ねが実現していくため、総合的に良い結果となります。