生まれ変わるためにはどうすればいいのでしょうか。
悪口を言うのをやめることです。
悪口は言わないと決意して、今後二度と悪口を言わないよう心がけるのです。
悪口は言わないと決意した瞬間から、あなたは新しく生まれ変わります。
ワンランクもツーランクも素晴らしく生まれ変わります。
もはや別人になると言ってよいほどです。
言った本人はすかっとして気持ちいいかもしれませんが、だからといって好きなだけ悪口を言っていいわけではありません。
相手の耳に届けば、不快な思いをさせます。
悪口を言えば言うほど、あなたに対する印象も悪くなり、人も離れていくでしょう。
むかっとして悪口を言いそうになっても、喉のところでぐっとこらえましょう。
悪口を言わない人はほとんどいません。
頭では「悪口はよくない」とわかっていつつも、それをきちんと実行に移す人は少ない。
幼い頃から親や先生から学ぶことにもかかわらず、いつの間にか忘れ、いまだ悪口が癖になっている人がいます。
今こそ決意するのです。
強い決意がなければ、人は変われません。
悪口を言わないようにするのは、強い決意がなければ果たせません。
難しいチャレンジですが、だからこそチャレンジするかいがあり、あなたの人間力が鍛えられます。
悪口を言いそうになったら、紙に書いてください。
気が済むまで書いて書いて書きまくりましょう。
紙に書けば書くほど負の感情も吐き出され、心がすっきりします。
書いた紙は、人に見られないようシュレッダーにかけるか細かく破るなどして処分すればOKです。
どうしても気になることがあったときは「クレーム」という形で伝えるようにしましょう。
悪口はいけませんが、クレームはOKです。
クレームを伝える際は、感情をぶつけるのではなく、丁寧な言葉遣いを心がけることが大切です。
うっかり口が滑って悪口を漏らすこともあるかもしれません。
人間ですから、悪口を言わないと決意しても、不注意が起こるのは仕方ありません。
そんなときは、自分を恥じて反省して、よりいっそう悪口厳禁の決意を固めてください。
悪口を言わなくなってしばらくすると、周りから「なんだか雰囲気が変わったね」と言われるようになるでしょう。
悪口を言わなくなると、表情から険しさが消え、柔和な印象に変わります。