同棲を始めると、パートナーの悪いところが見えてきます。
「料理が下手」
「掃除が遅い」
「寝言が多い」
「寝起きが悪い」
「おならがくさい」
「トイレが長い」
「食べ方がだらしない」
単なる生理現象で笑って許せる程度ならいいですが、明らかに行儀が悪いなら、やはり気になるでしょう。
「情けないね」と嫌みを言いたくなるかもしれません。
「こんなこともできないの?」と叱りたくなるかもしれません。
一度悪いところに気づいてしまうと、気になって仕方ない状況に陥ることもあります。
しかし、悪いところばかり見るのはよくありません。
借金・暴力・浮気などの深刻な問題は別ですが、人間なら短所や欠点があるでしょう。
できないことや苦手なことがあるのは普通です。
パートナーの悪いところばかりを見ていると、気がめいります。
幻滅と失望が増え、マンネリが加速するのです。
そこでおすすめしたいのは「良いところだけを見る習慣」です。
悪いところは見ないようにして、良いところだけ見るようにしましょう。
悪い部分を見る癖があるなら、よい部分を見る癖に変えればいいのです。
「文句を言わず、働いてくれること」
「いつも『ありがとう』と言ってくれること」
「どんなに喧嘩しても、暴力だけは振るわないこと」
「礼儀作法がきちんとしていること」
「間違っていることはきちんと叱ってくれること」
「慰めるのが上手なこと」
「出張のとき、いつもお土産を買ってきてくれること」
きちんと探せば、よい部分はたくさん見つかるはずです。
同棲で一緒に暮らしているなら、別々に暮らしているときより見つかりやすいはずです。
尊敬できるところや優れているところを、1つでもたくさん見つけましょう。
良いところが見つかれば、忘れないようにメモしておくのもよいアイデアです。
いらいらしたときは、メモを見直すだけでいい。
良いところだけを集中して見るようにすれば、パートナーへの印象が改善されます。
パートナーに対して穏やかな気持ちになれ、接し方もよくなります。