人の話を聞いたとき、共感することがあるでしょう。
人の気持ちや考え方に対して、自分も同じ気持ちを感じました。
相手の意見や主張を聞いたとき「そのとおりだ!」と思うことがあるはずです。
共感すると気持ちいいですね。
心がじんと揺さぶられ、大きくうなずいてしまいます。
放った矢が、的の中心に当たったような快感があるでしょう。
お互いの共通点を発見したような感覚があって嬉しく感じることでしょう。
さて、共感するのはいいのですが、感じるだけで終わらせるのはもったいない。
共感したとき、ぜひしておきたいことがあります。
共感したことをきちんと本人に伝えましょう。
相手が目の前にいる人なら、きちんと声に出して伝えましょう。
ブログ・メール・SNSといったインターネットの世界なら、文字にして伝えましょう。
連絡手段がなく、本人に伝えられない場合もありますが、伝えられるなら伝えておくほうがいい。
シンプルな一言でいいのです。
「共感しました!」
「心から共感します!」
「100パーセント共感です!」
シンプルな一言ですが、だからこそ意味がストレートに伝わります。
「共感」と言えば「私もあなたと同じ気持ちです」というメッセージをはっきり伝えることができます。
「お互い似たもの同士ですね」と言っているようにも聞こえます。
ちょっと恥ずかしいセリフに感じる人もいるかもしれませんが、難しく考えないでください。
恥ずかしがることでも遠慮することでもありません。
100パーセント喜ばれることなのですから、ためらうことなく、ストレートに伝えてOKです。
共感したことを伝えれば、必ず相手はにっこりしてくれます。
「共感します」と言われて嬉しくない人はいません。
あなたも相手から「共感します」と言われると嬉しいように、相手もあなたに「共感します」と言われたら必ず嬉しく感じます。
感謝の言葉ではありませんが、感謝の言葉と同じくらい嬉しい一言です。
思っているだけでは伝わりません。
共感したときは、心で思うだけでなく、声や言葉を通してきちんと伝えることが大切です。
共感したことを伝えることで、仲間意識が芽生え、もっと仲良くなれるでしょう。