あなたはいつの間にか人に影響を与えています。
「私は何もしていない。特別なことはしていない」
そう思うかもしれませんが、なんと言おうと人に影響を与えているのは事実です。
自分から働きかけなくても、普通に過ごしているだけで人に影響を与えています。
積極的なアプローチしなくても、いつの間にか影響を与えています。
たとえば、ばりばり熱心に仕事をしている人を見て「すごいなあ。私も頑張ろう!」と思うこともあるでしょう。
マナーの良い人を見て「きちんとしているなあ。私も見習おう!」と思うことがあるでしょう。
おしゃれな人を見て「ファッションセンスが素晴らしい。ぜひ参考にしよう!」と思うことがあるでしょう。
あなたがそうであるように、相手もそうです。
「誰かに見られている」ということは「誰かに影響を与えている」ということ。
普通に生きているだけでも、大なり小なり誰かに影響を与えています。
もちろん良い影響だけでなく悪い影響を与えることもありますが、少なくとも何らかの影響を与えているのは間違いありません。
この事実に気づくことです。
本当に微々たる影響かもしれませんが、少なからずあるのはたしかです。
人は影響し合って生きています。
知らない人から影響を受けることがあるように、知らない人に影響を与えることもあります。
人から影響を受けるということは、あなたも人に影響を与えるということです。
いつの間にか自分が人に影響を与えていることに気づいてください。
願わくは、できるだけ良い影響を与える人になりましょう。
あなたがばりばり熱心に仕事をすれば、それを見た人はやる気をもらうでしょう。
あなたがマナーを守った行動をすれば、それを見た人はマナー順守の意識が高まるでしょう。
あなたがおしゃれなファッションをすれば、それを見た人はファッションセンスが刺激されるでしょう。
背筋をぴんと伸ばすだけでも違います。
あなたが背筋をぴんと伸ばせば、それを見た人は好印象は受けるでしょう。
「私も背筋を伸ばそう」となるかもしれません。
自分が周りに与える影響を軽視しないことです。
普通に生きているつもりでも、誰かに影響を与えています。
この世に影響を与えない人は、1人もいないのです。