負けそうになったら、窮地を切り抜ける一言があります。
「かわいそうだから、今回は負けてあげよう」です。
お互いの立場が逆転する一言。
「本当は勝つこともできたが、哀れで仕方ないから、今回はわざと負けてあげる」という意味です。
少し上から目線なのが面白い。
形勢が不利にもかかわらず、力不足や弱々しさを感じさせない一言です。
少し厚かましくて、負けていると思っていない態度がいいのです。
強気の一言が言えれば、負けてもユーモラスな雰囲気が出るので悲壮感がありません。
むしろ勇ましい雰囲気が出ます。
わざと負けてあげたことになるので、面白い雰囲気が出ます。
「次はもっと強くなっておくんだよ」と言っておけば、もっとユーモラスな雰囲気が出るでしょう。
結果で負けても、態度で負けないことです。
負けたとしても、態度で負けなければ、負けたことになりません。
「その一言はずるい」と言われてもいいのです。
言ってしまった人の勝ちです。
実力は不十分でも、ずぶとい神経は持っておきましょう。
上手に負けて、ぎりぎり立場を保っておこうではありませんか。
負けそうになったら、強気のセリフで切り抜けてください。
相手が笑ってくれれば、負けそうな状況であってもうまくごまかせるでしょう。
負けたにもかかわらず、勇ましい雰囲気が出るのです。