人生では「もうダメだ」と思うことがあります。
何度やっても成功しない。
いくらやっても失敗続き。
やることすべてが空回り。
いくら頑張ってもうまくいかなければ、だんだん嫌になって諦めたくなるでしょう。
そんなとき、自然とため息が出て「もうダメだ」と嘆いてしまう。
もちろん「もうダメだ」と思うことはあっていいのです。
「もうダメだ」と思うのは、人間らしい普通の感覚です。
なかなかうまくいかない状況があれば、だんだん気持ちが萎えてくるのは当然です。
別に悪いことではなく、人として普通の感覚です。
しかし「もうダメだ」と思うのはいいですが、そこで終わりにするのがよくありません。
「もうダメだ」と思ったまま終わりにしたら、本当にダメになります。
道が途切れ、可能性が閉ざされ、希望の光が消えてしまうのです。
では、どうするか。
「もうダメだ」と思ったら、そこで終わらせるのではなく、次の言葉を続けてください。
「でも諦めない」と。
「でも諦めない」という一言は、諦めない底力を発揮させる言葉です。
シンプルな一言ですが、あなたの底力を引き出す力があります。
落ち込んでいた気持ちが元気になり、暗かった心が明るくなります。
沈んでいた心から、だんだんやる気が出てきます。
そして不可能に思えることでも、再挑戦したい気持ちが湧いてくるのです。
「もうダメだ。でも諦めない」というフレーズを口癖にするといいでしょう。
そうすれば、常に諦めない力を高い状態に維持できます。
99回挑戦してうまくいかなくても、100回目に挑戦する粘り強さを持ちたい。
こういうしつこさは大切です。
可能性が1パーセントでもあるなら、挑戦する価値があります。
99回うまくいかないなら、100回目こそうまくいく可能性が高いと言えます。
「もうダメだ」に続く言葉は「でも諦めない」なのです。