「未来が不安」
「将来が心配」
「先のことを考えると、気持ちが落ち込む」
そう思ったときには、こう思いましょう。
「何とかなる」と。
たしかに先の人生には不安要素がたくさんあるでしょう。
「お金が足りないかもしれない」
「試験に落ちるかもしれない」
「仕事が失敗するかもしれない」
友人のこと、進路のこと、恋愛のこと。
家庭のこと、健康のこと、老後のこと。
私たちの人生は、不安と心配が尽きません。
既婚者なら、子育て・夫婦関係などの不安もあるはずです。
将来に不安や心配を感じない人はいないと言っても過言ではありません。
しかし、不安も心配も、考えすぎには注意が必要です。
不安も心配も、考え始めると終わりがないからです。
時には不安や心配を感じて準備や対策に生かすことも大切ですが、限度を超えると、毒に変わります。
不安も心配も、ストレスの一種。
しかも肉体的ストレスではなく、精神的ストレスなので、なかなかやっかいです。
はっきり目には見えませんが、精神状態に影響して、少しずつ元気を奪っていきます。
不安や心配という言葉を心の中で唱えれば唱えるほど、ストレスが肥大していき、精神を消耗していく。
時には、時間やお金まで奪っていくことも少なくありません。
どんどん気持ちが暗いほうに傾いて、自分で自分の首を絞めてしまうのです。
では、どうするか。
不安や心配なときこそ「何とかなる」という言葉を思い出してください。
無責任な言葉ではありません。
将来に明るい希望を生み出す言葉です。
お金のことが心配でも「何とかなる」と考える。
仕事のことが不安であっても「何とかなる」と考える。
将来のことに悩んでいても「何とかなる」と考える。
「何とかなる」と思った瞬間、心に光が差して、軽やかになることが実感できるでしょう。
そうすれば、余計なストレスを感じなくて済みます。
この言葉は、即効性があるのが特徴です。
心の中で数回唱えただけで、すぐ心が元気になります。
思い出してください。
あなたは今までの人生で大変な出来事が何度もあったはずですが、何だかんだで乗り越えられたはずです。
そして、今こうして無事に生きているではありませんか。
実際のところ、自分が大げさに考えているだけです。
今まで何とかなってきたように、これからも何とかなります。
だから今も「何とかなる」と考えましょう。
今思い悩んでいることも、きっと何とかなるでしょう。
どんなときにも希望を持つこと。
何とかなると思えば、将来に夢と希望が出てきます。
あなたは今すぐ、身も心も軽くなって、楽に生きられるようになります。
そしてもっと大切なのは「具体的な行動」です。
「何とかなる」という言葉で終わらせるのでは意味がありません。
元気を出して終わりにするのではなく、実際に行動をすることが大切です。
「何とかなる」という言葉で元気が出れば、そのパワーで行動を始めましょう。