薬を飲むとき、どんな気持ちですか。
何も考えずに飲む人もいるかもしれませんが、中には「効くのかな」と疑いながら飲んでいる人もいるでしょう。
初めて飲む薬だと、疑う気持ちがあるのも当然です。
小さな錠剤で体の苦しみを取り除くのは、信じがたい気持ちもあるでしょう。
漢方薬のように、時間をかけて効果が出るタイプの薬ならなおさらです。
薬を飲んですぐ変化が見られなければ「効果がない」と誤解するでしょう。
しかし「効くのかな」と疑うのはよくありません。
痛みが和らいでも「勘違いだろう」と思うでしょう。
気持ちが楽になっても「気のせいだろう」と思うでしょう。
疑う気持ちがあると、本当に効果があっても受け流してしまいます。
たとえ数字で改善が確認できても「信じられない」と言って否定するでしょう。
また、ネガティブな感情が心を支配すると、体の免疫力が下がって薬が効きにくくなります。
疑う気持ちが強いと、薬の効果を低下させ、効く薬も効かなくなります。
ネガティブな妄想が体に悪影響を及ぼし、楽になるどころか、ありもしない苦しみを増やすこともあります。
大切なのは、気持ちです。
薬は「効きそうだ」と信じながら飲むようにしましょう。
疑おうと信じようと、薬に変化はありませんが、効果に変化があります。
信じる気持ちが強くなると、細胞の免疫システムが活性化されます。
自己暗示とはいえ、細胞の一つ一つに働きかける力がある。
ポジティブな精神によって体の免疫力が向上して、薬の効果がスムーズに発揮されます。
この心がけは、どんな薬でも通用します。
薬だけでなく、サプリメントでもOKです。
「これは世界で一番よく効く薬だ」と思って飲むと、ますます効きやすくなるでしょう。
少なくとも気持ちが楽になって明るくなるはずです。
気持ちの持ち方で薬の効果は左右します。
心の持ちようが免疫システムに影響することは、医学的にも証明されています。
薬を飲むなら、より効果的な飲み方のほうが得です。
薬の効果が高まることはあっても下がることはありません。
「効くのかな」と疑うより「効きそうだ」と信じたほうが、よく効くのです。