それは本当に失敗だったのでしょうか。
たしかに期待どおりの結果が出なかった点では「失敗」と呼べるのかもしれません。
結果が未完成や期待以下なら、能力の低い自分が情けなく感じることもあるでしょう。
しかし、失敗は、それ自体が問題ではありません。
あなたが「失敗」と思うから、失敗になるのです。
自分の中で「悪いこと」と認定することで、悪いことになってしまいます。
「しくじった」「最低だ」「間違った」と思うから、そうなります。
悪い側面ばかり見ていれば、悪い現実しか見えなくて当然です。
少し見方を変えてみてください。
客観的に見て「失敗」に思えても、別の角度から見ると、印象に違いが出てきます。
失敗によって「できない」「不可能」「間違い」であることが発見できました。
失敗から教訓や改善点を学べることもあるはずです。
失敗とは、あなたを成功に導くヒント。
失敗には、あなたの人生を高めてくれる手がかりが数多く隠れています。
失敗を振り返り、じっくり観察すれば、貴重な情報が数多く得られるはずです。
実体験が伴った経験は、本から得られる情報より貴重です。
失敗による教訓を生かせば、いずれ「あのときの失敗のおかげで成功した」と言っていることでしょう。
そう考えたとき、もはや「失敗」とは言えないはずです。
失敗したら、それを「成功」と呼んでみてください。
抵抗感があるかもしれませんが、視点と気持ちを切り替え「成功」と考える。
「成功」と思えば、失敗も成功になります。
周りから「違う」と言われようとばかにされようと、気にしないことです。
失敗した自分に「ナイスプレー」と声をかけ、励ますくらいはできるはずです。
結局のところ、自分の受け止め方次第です。
あらゆることを「成功」と呼べば、あなたの日常は成功だらけになります。
24時間365日、成功の連続になるでしょう。
もはや、あなたは成功者なのです。