自分のことなら、自分で決めるようにしてください。
人生は決断の連続です。
もちろん人に聞くのが悪いわけではありません。
わからないことがあれば、人に聞くのは当然です。
人の意見を通して、新しい視点が得られたり視野が広がったりなど、思わぬ発見があるでしょう。
自分の未熟な見識や考え方を補う役目として、人の話を聞くことは、価値と意義があります。
年上や経験者による話には、きっと貴重な情報が含まれているでしょう。
しかし、人の意見を聞いたとしても、あくまで「アドバイス」という程度にとどめることが大切です。
誰かの意見を盲信するのは危険です。
誰かに決めてもらうということは、誰かに自分の人生を委ねることになります。
「あの人は信用できるから大丈夫」と考え、すべてを託し、何でも任せるのはよくありません。
正しい選択のときならいいですが、間違った選択のときが大変です。
自分のミスでないにもかかわらず、自分が責任を負わなければいけなくなります。
「あの人のせいだ」と責任転嫁をすることになり話がこじれます。
占いやおみくじで決めるのも注意です。
占い師やおみくじを頼って不幸があれば「神様が悪い」と言い始めることになるでしょう。
自分の人生だというのに、誰かに決めてもらうのは不自然です。
自分のことすら自分で決められない人に、誰が幸せを与えるのでしょう。
自分で自分のことを決められない人に、幸せはやってこないのです。
重大なことであればあるほど、自分で決めるのが基本です。
決断には、勇気と責任が伴いますが、幸せになるために必要なステップです。
決めるのに時間がかかってもいいのです。
自分が責任を負いながら、一つ一つ丁寧に決めていってください。
自分で決めたことなら何でも正解です。
たとえ表向きは間違っていたとしても、自分らしい生き方としては正解です。
自分で自分の生き方を肯定すると、メンタルが鍛えられ、生きる自信にもつながります。
自分のことは自分で決めることで、幸せが近づいてくるのです。