執筆者:水口貴博

楽に生きる30の方法

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見栄を張っているかぎり、楽に生きることはできない。

見栄を張っているかぎり、楽に生きることはできない。 | 楽に生きる30の方法

楽に生きるためには、見栄に対する考え方が大切です。

人は、見栄を張る生き物です。

人間は誰でも「自分をよく見せたい。立派に思われたい」という欲求があります。

知らないことでも、つい強がって「知っている」と答えてしまう。

短所や欠点を見せようとせず、長所や美点だけ見せようとする。

地味でださいところは見せようとせず、おしゃれでかっこいいところだけ見せようとする。

誰でも心当たりがあるのではないでしょうか。

人からよく思われたいため、無理に体裁をつくろうとするのは悪いことではありません。

たとえば、ビジネスでは、上司や取引先からの評価があります。

背伸びをして見せなければいけない場面もあるでしょう。

立派でスマートに見せなければいけない場面もあるでしょう。

限られた状況では、見栄を張ることがあるのも事実です。

しかし、ビジネスに限らず、どんなときでも見栄を張るのは要注意です。

見栄を張っているかぎり、楽に生きることはできません。

見栄を張って生きるとき、自分を軸にした人生でなく、周りを軸にした人生になってしまうからです。

「周りから自分はどう思われているのだろうか」

「自分はどのくらい評価されているのだろうか」

「もっと自分をよく見せるのはどうすればいいだろうか」

常に周りを意識した生活になるため、安らかな気持ちになれません。

見栄を張れば張るほど、周りの評価が気になるため、どんどん余計なストレスが増えてしまいます。

見栄とは、心を縛り付けて苦しめる鎖。

人の顔色ばかりうかがうのは、何て疲れる人生なのでしょう。

一度見栄を張り始めると、立派な状態を維持するため、余計な出費や気苦労が増えてしまいます。

「いつか本性がばれるのではないか」と、はらはらすることも増えるでしょう。

見栄を張るのをやめてしまうことです。

笑われてもいい。

小ばかにされてもいい。

周りからの評価も気にしない。

ありのままの自分を表現していきましょう。

素直で正直に生きるのです。

苦手なことは、正直に「苦手」と告白したほうが、余計な気負いをしなくて済みます。

ビジネスで自由奔放にさらけ出すのは難しくても、プライベートなら心がけができるはずです。

見栄を張らなくなると、自分を軸にした生活を送ることができるようになるのです。

苦手や弱点を告白しても、嫌われたりはしません。

むしろ「正直な人」「面白い人」「素直な人」という印象が強くなり、親近感を持ってもらえるでしょう。

一瞬恥ずかしいかもしれませんが、すぐ慣れます。

一部の友人は去るかもしれませんが、その代わり本当の友人が増えます。

自分を縛り付ける、見えない鎖を解き放ちましょう。

見栄を張るより張らないほうが、楽に生きられるのです。

楽に生きる方法(2)
  • 見栄を張るのをやめる。
楽になるから、肩の力が抜けるのではない。
肩の力を抜くから、楽になる。

楽に生きる30の方法

  1. 楽に生きるための基本は1つ。
    余計なストレスを減らして、余裕を作ること。
  2. 見栄を張っているかぎり、楽に生きることはできない。
  3. 楽になるから、肩の力が抜けるのではない。
    肩の力を抜くから、楽になる。
  4. できるだけタイムプレッシャーを感じない生活を心がける。
  5. 「何とかなる」と思えば、暗い未来も明るくなる。
  6. マイペースを大切にするときこそ、最も自分らしく輝ける。
  7. 癒しの時間は、自然とできるものではなく、自分から作るもの。
  8. 相手の発言はコントロールできない。
    受け止め方なら、自分でコントロールできる。
  9. すべて成熟していてはつまらない。
    人は誰でも未熟な部分が必要。
  10. 厳しいことを言ってくる人は、本当にうっとうしい。
    でも、1人はいたほうがいい。
  11. 休日なら二度寝もOK。
    二度寝ほど、気持ちのいい時間はない。
  12. ホームランばかり狙っていないか。
    人生はヒットだけで十分。
  13. なぜか落ち着くのは、自分と合っている証拠。
  14. 「楽したい」と思う人の人生は、苦しくなる。
    「苦労してもいい」と思う人の人生は、楽になる。
  15. 「失敗」と思うから、失敗になる。
    「成功」と思えば、失敗も成功になる。
  16. 競争の世界にいるかぎり、楽に生きることはできない。
  17. 頭が混乱しているときは、内容を紙に書き出せばいい。
  18. たった一言で、人を癒せる。
    たった一言で、人を励ませる。
  19. 薬を飲むときは「効くのかな」と疑うより「効きそうだ」と信じたほうが、よく効く。
  20. 自分を幸せにするのは、自分。
  21. 自分に降りかかる変化を、意地を張って拒まない。
  22. 相手を許す習慣は、楽に生きる習慣でもある。
  23. 八つ当たりをしたくなったときの行動が、あなたの未来を決める。
  24. 自分で自分のことを決められない人に、幸せはやってこない。
  25. 普通に深呼吸をするのもいい。
    胸に手を当てて深呼吸をするのはもっといい。
  26. 嫌いなことはしなくてもいい。
    嫌いなものは食べなくてもいい。
    嫌いな人には近づかなくてもいい。
  27. たまには諦めてもいい。
    諦めることも、価値のある選択。
  28. あなたには、もっと幸せになれる権利がある。
  29. 楽な道を進むことになっても油断しない。
    自発的に課題を作って、堕落を防ごう。
  30. 嫌なことがあっても、その日で終わり。

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