過去を思い出して、恥ずかしい気持ちになったことはありませんか。
何もわからないときには、恥ずかしいことを知らず知らずのうちにしてしまっていることがあります。
たとえば正しい敬語の使い方は、慣れないころは難しく、自分が間違っていたことにも気づかないときがあります。
恥ずかしい表現や作法を、人前で堂々としてしまったり、周りの人に迷惑をかけてしまったりします。
私もときどき過去を思い出して「あのときは恥ずかしいことをしていたな」と思い出し、赤面してしまうことがあります。
しかし、よくよく考えると過去の恥ずかしい経験があったからこそ、今の自分がいることに気づきます。
何もわからないから、昔は手当たり次第にいろいろなことに挑戦し、たくさん失敗していました。
正直、恥ずかしい経験ばかりですが、そんな恥ずかしい気持ちになるくらいつらい過去があったから、今の自分が存在します。
恥ずかしい過去があるから、つい過去は否定してしまいがちです。
しかし、失敗していた過去やできなかったあのころも、すべてまるごと受け入れてしまいましょう。
山あり谷ありの過去が、今の自分の強さへと変わっているのです。
過去にどれだけ山や谷があったかが大切です。