個性の1つに「器用なこと」があります。
器用なことは魅力であり、可能性であり、秀でた能力です。
器用なことは、普通の人より素早くできたり上手にこなせたりします。
人より器用にできることがあれば、自信につながります。
起用にできればできるほど、特別な個性として輝くのは間違いありません。
しかし、ここで気づいてほしいことがあります。
個性とは、器用なことだけを言うのではありません。
不器用なことも個性です。
器用なことだけでなく、不器用なことにもスポットライトを当て、自分の魅力に気づいてください。
リズム感がよくて歌唱力が高いことは個性ですが、歌が下手で音痴であることも個性です。
泳ぎが上手であることは個性ですが、まったく泳げず金づちであることも個性です。
方向感覚に優れていることも個性ですが、方向音痴であることも個性です。
絵心があることも個性ですが、絵心がないことも個性です。
「不器用=悪」という考え方をしないことです。
「不器用=個性」です。
不器用なことはたくさんあっていいのです。
人間ですから不器用なことがあるのは自然なことであり、たくさんあってもおかしくありません。
不器用なことは、個性として考え、大切なものとして認めてください。
あなたには、器用なこともあれば、不器用なこともあるでしょう。
器用なことだけ認めて喜ぶのではなく、不器用なことも認めて喜んでください。
どちらも魅力であり、あなたらしさです。
器用なことも個性ですが、不器用なことも個性です。