憧れを強調した志望動機があります。
「御社で働くのが、子どものころからの憧れでした」
「幼いころから、御社の商品をずっと愛用し続けています」
憧れは、志望動機としては不純に思えますが、実際はどうでしょうか。
面接官の立場に立って考えると、わかります。
やはり憧れも、志望動機になります。
面接官も、心を持った人間です。
会社を愛していることがわかれば、応募者に好印象を抱くでしょう。
子どものころから愛着を抱き続けているなら、入社後も、会社の発展のために貢献してくれるでしょう。
もちろん憧れだけで仕事が勤まるわけではありませんが、強い可能性を感じます。
愛する会社のために、給与や残業を嫌がらず、献身する様子を想像できるからです。
憧れには、そう思わせる力があるのです。
ただし、1つ注意があります。
憧れも志望動機になりますが、憧れだけではいけません。
志望動機が憧れだけでは、面接官を納得させるのは困難です。
憧れは、志望動機の1つとしてアピールする程度が適切です。