自己PRは、企業ごとに、同じような内容を使えます。
もちろん同じとはいえ、完全に同じではいけません。
企業ごとに特色が異なるため、アピール内容も若干修正する必要はありますが、大きな修正ではないはずです。
自分の個性や特徴が、企業によって変わることはありません。
企業の特色を押さえて自己PRを最適化すれば、小さな修正で済ませることができるはずです。
場合によっては、ほとんど修正がない状況もあるでしょう。
しかし、志望動機は違います。
志望動機は、企業ごとに特化するのが必須です。
「面接官は、3行読めば、使い回しをしているかどうかがわかる」といわれています。
使い回しをしている表現は、漠然とするからです。
「優秀な企業で魅力を感じました」
「とても社風のよい企業に興味を持ちました」
「自分を生かせる企業だと考え、志望いたしました」
どの企業でも使えるような表現は、面接官はすぐ見抜きます。
しかも、内容も漠然としているため、もちろん印象には残らず、アピールとしても不十分です。
志望動機は、必ず企業ごとに特化しましょう。
企業ごとに志望動機を考えるのは面倒に感じるかもしれませんが、必要な努力です。
1つ1つの企業をしっかり企業研究をしたうえで、具体的な志望動機に仕上げましょう。
時間はかかりますが、採用率に影響を与える時間です。