執筆者:水口貴博

履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

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志望動機がお金であっても、露骨に表現しない。

志望動機がお金であっても、露骨に表現しない。 | 履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

「高い給与に魅力を感じ、御社を志望しました」

応募者の中には、給与を基準に職種や企業を選ぶ人もいるでしょう。

お金がなければ生きていけません。

お金ですべてを買えるわけではありませんが、ほとんどの物を買えてしまう世の中。

もちろん自分の人生ですから、それはそれで1つの考え方です。

しかし、志望動機がお金だとしても、履歴書や面接では露骨に表現しないほうがいいでしょう。

正直な意見かもしれませんが、純粋な就業意欲が感じられにくいからです。

お金しか考えていないような誤解を与えやすい。

採用担当者は「お金のためなら何でもするのか」と思うに違いありません。

たとえ優秀な人でも、給与にこだわりを持つ人は、企業にきちんと貢献してくれるのか疑問に感じるのです。

志望動機として適切なのは、就業意欲が感じられる内容です。

たとえば「その企業を選ぶ理由」「企業に貢献できること」「入社後の目標」などをアピールしてはいかがでしょうか。

しっかり働いて、企業に貢献する意欲のある人に、採用担当者は魅力を感じます。

お金が目的であっても、露骨に表現せず、志望動機らしく体裁を整えたほうが、選考もスムーズに進みます。

高い給与が志望動機の1つであっても、心の中にしまっておくのが賢明です。

仕事でたくさん稼ぎたいと思うなら、なおさらしっかり働く意欲を見せましょう。

履歴書の志望動機で注意したい書き方(26)
  • 志望動機がお金であっても、露骨に言わず、体裁の整った志望動機を言う。
よい志望動機と悪い志望動機を判断する方法。

履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

  1. 志望動機は、告白。
  2. 自己PRと志望動機。
    より大切なのはどちらか。
  3. 企業のことを知らずして、志望動機は語れない。
  4. 志望動機は、業界より企業を軸にする。
  5. 志望動機は、企業をおだてることではない。
  6. 自己PRも志望動機も、文才は必要ない。
  7. 企業を気に入った理由を突き詰めると、志望動機が見つかる。
  8. 志望動機は、自己PRと関連していること。
  9. 憧れも志望動機になるが、憧れだけではいけない。
  10. 悪口や批判が事実でも、書かないほうがいい。
  11. 同業他社の悪口や批判は、出さない。
  12. 事務職の志望動機は、どう書けばいいのか。
  13. 書いてはいけない4つの志望動機。
  14. 成長に関する志望動機は、立派だからこそ要注意。
  15. 曖昧な志望動機は、100回叫んでも、心に響かない。
  16. 採用担当者の人柄の良さは、志望動機にできるか。
  17. 志望動機は、業界を選んだ説明から始めるべきか。
  18. 独創性を出すキーワードは、実体験。
  19. 就職対策本の回答例を、そのまま使わない。
  20. 案内資料やウェブサイトの文言を、そのまま使わない。
  21. 1文は、長くなればなるほど、わかりにくくなる。
  22. 使い回しをした志望動機は、すぐばれる。
  23. 「なぜその企業なのか」が伝わる志望動機になっているか。
  24. 「入社して何をしたいか」を意識して、志望動機を考えること。
  25. 心を込めて書いた履歴書は、見る人の心も動かす。
  26. 志望動機がお金であっても、露骨に表現しない。
  27. よい志望動機と悪い志望動機を判断する方法。
  28. わかりやすいかどうかは、他人に聞くと、わかりやすい。
  29. 志望動機の初心に返るときのキーワードとは。
  30. 好感が得られやすい志望動機の構成。

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