執筆者:水口貴博

履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

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書いてはいけない4つの志望動機。

書いてはいけない4つの志望動機。 | 履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

志望動機は、正直であることが基本です。

自分が正直に思っていることだからこそ、熱意と意欲を持って語ることができます。

しかし、いくら正直とはいえ、露骨な内容は注意が必要です。

中には、悪い印象につながる志望動機があります。

採用担当者が悪印象を抱く志望動機は、ふせるのが賢明です。

  1. 漠然とした志望動機

志望動機とはいえ、漠然としている理由はNGです。

たとえば「社名がかっこいいから」「運命を感じたから」「とにかく入社したいから」などです。

理由が理由になっていません。

漠然とした志望動機では、面接官も理解が難しいでしょう。

志願者の社会常識まで疑われ、選考が不利になります。

  1. 福利厚生を理由にした志望動機

福利厚生を志望動機にするのは、注意が必要です。

「資格支援が豊富だから」

「出産休暇・育児休暇があるから」

「社員旅行・社員食堂・クラブ活動が充実しているから」

本音なのかもしれませんが、採用担当者に与える印象はいいものではありません。

制度を優先して、仕事を後回しにする印象を与えるからです。

  1. 勉強を理由にした志望動機

受験における面接では「勉強したいから」も、理由の1つになるでしょう。

学校は勉強するところですから、納得できます。

しかし、就職活動の面接では、注意が必要です。

企業は、勉強をするところではなく、仕事をするところです。

業務を通して学ぶのはいいのですが、勉強することが第1理由では、採用担当者を落胆させるでしょう。

  1. 場所を理由にした志望動機

「自宅からの距離」や「勤務場所」などは、志願者にとって重要なポイントの1つになるでしょう。

しかし「近所だから」という志望動機は、本音であっても、ふせておくほうが賢明です。

理由はわかりますが「この人を雇いたい」と思わせるのは困難です。

場所を理由にするくらいなら、企業の魅力に引かれたことを伝えたほうが、選考が有利になります。

履歴書の志望動機で注意したい書き方(13)
  • 書いてはいけない志望動機は、本音でも、ふせておく。
成長に関する志望動機は、立派だからこそ要注意。

履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

  1. 志望動機は、告白。
  2. 自己PRと志望動機。
    より大切なのはどちらか。
  3. 企業のことを知らずして、志望動機は語れない。
  4. 志望動機は、業界より企業を軸にする。
  5. 志望動機は、企業をおだてることではない。
  6. 自己PRも志望動機も、文才は必要ない。
  7. 企業を気に入った理由を突き詰めると、志望動機が見つかる。
  8. 志望動機は、自己PRと関連していること。
  9. 憧れも志望動機になるが、憧れだけではいけない。
  10. 悪口や批判が事実でも、書かないほうがいい。
  11. 同業他社の悪口や批判は、出さない。
  12. 事務職の志望動機は、どう書けばいいのか。
  13. 書いてはいけない4つの志望動機。
  14. 成長に関する志望動機は、立派だからこそ要注意。
  15. 曖昧な志望動機は、100回叫んでも、心に響かない。
  16. 採用担当者の人柄の良さは、志望動機にできるか。
  17. 志望動機は、業界を選んだ説明から始めるべきか。
  18. 独創性を出すキーワードは、実体験。
  19. 就職対策本の回答例を、そのまま使わない。
  20. 案内資料やウェブサイトの文言を、そのまま使わない。
  21. 1文は、長くなればなるほど、わかりにくくなる。
  22. 使い回しをした志望動機は、すぐばれる。
  23. 「なぜその企業なのか」が伝わる志望動機になっているか。
  24. 「入社して何をしたいか」を意識して、志望動機を考えること。
  25. 心を込めて書いた履歴書は、見る人の心も動かす。
  26. 志望動機がお金であっても、露骨に表現しない。
  27. よい志望動機と悪い志望動機を判断する方法。
  28. わかりやすいかどうかは、他人に聞くと、わかりやすい。
  29. 志望動機の初心に返るときのキーワードとは。
  30. 好感が得られやすい志望動機の構成。

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