多くの人が軽視しがちなのが、特技です。
学歴や自己PRは、明らかに「重要」とわかるため、多くの人が真剣に時間をかけて記載します。
一方、特技は「おまけ」のような印象があり、多くの人が軽視する傾向があります。
しかし、特技を軽視しないことです。
多くの人が軽視する特技だからこそ、きちんとした内容に仕上げると、印象に強く残ります。
ただし、特技を書くとはいえ、ありのまま適当に書くのではありません。
仕事につながるような特技を書きましょう。
「仕事につながる特技はない」と思いますが、本当にそうでしょうか。
そこなのです。
学歴は、嘘を書けば経歴詐称ですが、特技は自分で作り出せるものです。
丸い卵も、切り方しだいで四角にできるように、あなたの特技も、書き方しだいで武器として見せることができます。
たとえば、長話が特技とします。
長話なんて、まったく仕事に役立たないと思いますが、書き方しだいです。
「人と話すことが特技。初対面の人でも、1時間くらいは会話ができる。営業として活躍できる自信あり」
平凡な長話が、強力な武器に変わりましたね。
これを見た採用担当者は「企業の売り上げに貢献しそうだ」と思い、好印象を抱くでしょう。
特技をありのまま書くのではなく、仕事に生かせるような切り口で表現するのです。
多くの人が軽視しがちな特技だからこそ、手を抜かず、しっかり記入しましょう。