倒産によって、離職を余儀なくされるケースがあります。
履歴書に、倒産による離職を書くのは、自分の評価を下げる要因になるのでしょうか。
もちろんその企業の経営に関わっていた人の場合、評価につながることも考えられます。
しかし、一般社員の場合は、自分の評価を下げる要因にはならないのが、基本です。
あくまで、企業の落ち度であって、自分には落ち度はありません。
隠さず、正直に書けばいいでしょう。
ただし「倒産」という言葉を露骨に出すと、ネガティブな連想をする採用担当者もいるかもしれません。
履歴書の離職理由には「企業の都合により退社」という書き方をおすすめします。
こうした書き方をすれば、採用担当者もベテランですから、意味を読み取ってくれるはずです。
さて、もっと気をつけたいことがあります。
一番気をつけたいのは、志望動機の書き方です。
「倒産したため、御社を志望しています」というような書き方では、意欲や熱意に欠けます。
倒産による就職活動だとしても、意欲や熱意が伝わるような書き方を心がけてください。
「自分の能力を生かしたい」「御社で活躍できる自信がある」など、前向きな内容を心がけましょう。