浪人の経験者の中には、予備校に通ったことがある人もいるはずです。
予備校とは、大学などの入学試験のための教育を施す学校です。
独学では不安という人は、やはり予備校に通うのが得策です。
予備校に通えば、予備校側が勉強だけでなく、勉強の仕方やスケジュール調整なども管理してくれるため便利です。
また、予備校講師は非常に教えるのがうまく、勉強が効率よく進むメリットもあります。
浪人を経験している人の中にも、予備校に頼った人も多いのではないでしょうか。
さて、予備校に通った経験がある場合、ある疑問が浮かびます。
「予備校は、学歴として記載できるのか」という疑問です。
答えはNOです。
残念ですが、予備校は学歴になりません。
学校は学校でも、予備校は「予備としての学校」であり、本来の学校教育とは異なります。
あくまで自主的に通った予備の学校という位置づけであるため、学歴にならないのです。
似た状況として学習塾や語学学校などもありますが、同様に学歴にはなりません。
ただし、記載をしてはいけないわけではありません。
学歴としては記載できませんが、補足としてなら、記載が可能です。
浪人経験があると、採用担当者から過ごし方を質問される可能性があります。
自己紹介や特記事項など、補足として記入すれば、浪人時代の過ごし方は採用担当者にわかりやすくなります。
聞かれてもうまく答えられるよう、事前に準備しておくといいでしょう。