履歴書の資格の欄は、取得している資格を記載します。
当然ですが、取得している資格がなければ、何も記載できません。
完全に無資格の場合、資格の欄は「特になし」と記載するだけになるでしょう。
ところが、無資格でも、うまく記載できる工夫があります。
たとえば、英語検定2級を目指しているが、まだ取得できていないとします。
普通に考えれば、資格の欄に記載できませんが、少し書き方を工夫します。
「英語検定2級を目指して勉強中。今年中には取得したい」
「漢字検定2級を目指して勉強中。年末には取得の見込み」
資格は持っていなくても、目指していることをアピールするのです。
見込みであっても、十分なアピールになります。
かなり前向きな印象になりますね。
取得に向けて励んでいる姿勢をアピールするだけでも、採用担当者に与える印象は、格段によくなります。
また、次のような書き方もできるでしょう。
「英語の資格はまだ取得していないが、日常会話なら、話すことができる」
こうすることで、無資格でも、能力をアピールしながら空白を埋めることができます。
とにかく「特になし」という、つまらない記載だけは避けたいところです。
資格は「取得していなければ記載できない」という固定観念を外してください。
少し考え方を変えることで、まだ取得していなくても、記載できます。