不採用になった場合、履歴書が返却されるかどうかは、企業によります。
個人情報の観点から、履歴書が返却される場合もあります。
履歴書を書くのは、大変です。
「返却された履歴書を使い回そう」とひらめく人も、多いのではないでしょうか。
もちろん使い回しは、可能です。
返却された履歴書を修正して、他の企業に送ることもできるでしょう。
しかし、使い回しは可能でも、おすすめはしません。
採用率を、確実に下げる原因になるからです。
採用担当者から見れば、使い回しされた履歴書は、はっきりわかります。
日付や志望動機など、修正液で修正した跡があると「使い回しをしたな」とわかります。
たとえ、きれいに修正できても、履歴書を光に当てて透かすと、修正前の内容が見えるのです。
修正液を使わなくても、古い日付を見れば、不自然であることは明らかです。
「使い回しをした」という前提があると、いくら履歴書の内容が立派でも、採用をためらう気持ちが強くなるでしょう。
企業によっては、使い回しとわかった時点で「非常識」と判断し、不採用を決めるところもあるといいます。
使い回しができるのは、履歴書の写真だけです。
写真を除いて、記載内容だけは、企業ごとに気持ちを込めて書くことが大切です。
使い回しがすぐばれるように、一社ごとに気持ちを込めて書いたことも、すぐわかります。
志望動機は、それぞれの企業に特化した内容に仕上げましょう。