履歴書には、趣味・特技の欄が設けられています。
その名のとおり、趣味や特技を書く欄です。
「自分の趣味や特技を書けばいいのか」と単純に思いますが、自由に書けばいいわけではありません。
もちろん基本的に正直に書きますが、印象が悪くなる内容は、あえて書かない配慮も大切です。
たとえば、趣味の欄に「グロテスクなジャンルの映画鑑賞」と書くのは、ふさわしいとは言えないでしょう。
グロテスクが悪いわけではありません。
誤解を招きやすいのです。
たとえ、事実でも「グロテスク」という言葉から、悪い連想をしやすくなります。
「悪事や不正を働く性格の持ち主ではないか」と判断され、選考に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、特技の欄に「盗撮」「盗聴」「キセル乗り」など、違法の疑いがある内容もNGです。
当然ですが、悪事や不正を考える人間を採用したいとは思いません。
特技の欄に、違法をほのめかす内容を書けば、不採用が確実です。
書くべきか迷う以前に、不正はやめましょう。
自分の趣味や特技が誤解されやすいか、自分で判断しにくければ、ほかの人に見てもらうといいでしょう。
先生・家族・友人などに確認をお願いすれば、常識の範囲内か、判断してくれます。