「不採用だったが、どうしてもこの企業に勤めたい」
不採用になっても現実を受け止められず、諦めきれない人もいるでしょう。
できることなら、受験のように「再挑戦したい」と思う人もいるはずです。
さて、同じ企業への再応募はできるのでしょうか。
一般的に「再応募は不可」という条件がないかぎり、同じ企業への再応募は可能です。
ただし、普通に再応募すればいいわけではありません。
履歴書や能力など、プロフィールに変化がなければ、何度応募しても、やはり不採用になるでしょう。
再応募をするなら、履歴書や能力など、プロフィールが向上していることが条件です。
少なくとも、しばらく時間をあけるのが得策です。
その時間で、経験の蓄積、資格の取得、面接の練習など、スキルアップを心がけます。
自分を向上させてから再応募すれば、次は採用されるかもしれません。
新卒で不採用だった企業でも、別の企業で経験を積んだ後に転職で入社できた、というケースもあります。
企業としても、当時は募集していなかった人材を、後から募集するようになる可能性もあるでしょう。
さまざまな状況が考えられますが、そういう選択肢の存在を考慮に入れておくのも一案です。
再応募は人生計画に関わるため、慎重な判断が必要です。
自分に合った方法を探ったうえで、決断しましょう。