「くだらない話だな」
そう思ったときが、要注意です。
なんの役にも立たない話や、大きな価値のない話などです。
一見すると、内容の薄い話をしている相手が問題と思ってしまいがちです。
しかし、違うのです。
「くだらない」と思っても、世の中には、興味を持って聞く人がいます。
気づいてください。
くだらないと思ってしまう、自分の偏った価値観に。
ささいな日常会話を「くだらない」と言ってしまう人は「ためになる話や得をする話だけが重要」と思っています。
「有益な情報こそ会話。情報のない会話はくだらない」と思っています。
自分の利益につながることしか考えていない状態です。
利益に関する会話もいいですが、それだけしか求めようとしないのは、問題です。
有益か無益かで、会話の質を判断しないことです。
利益重視の会話では、気軽に声をかけてもらいにくくなります。
「くだらない」と思っていると、どんどん友人が減ってしまいます。
有益な情報を持っていないと、相手に声をかけられなくなるからです。
有益な情報を持たなくなれば、縁も切れるでしょう。
得をする話だけ反応する自分になっていませんか。
自分の偏った考え方に気づけば、これから直していきましょう。
得するかどうかだけが、会話ではありません。
会話ができれば、それでいいのです。