会話の中で、ふと相手が自慢話を始めることがあります。
仕事でうまくいった話、一戸建てを建てることになった話、海外旅行に行くことになった話などです。
きっと相手は、あまりに嬉しくて、話をしているのでしょう。
自慢話は大げさに言いふらすものではないとわかっていても、嬉しいと、つい言ってしまうものです。
相手の自慢話をしているとき、むかむかしていませんか。
しかめた顔をしたり、眉間にしわをよせたりなどです。
あからさまに不快な態度を出すのは、自慢話をする以上に失礼です。
わずかな自慢話で不快になるのでは、器が小さいです。
むっとした表情では、話のトーンが下がります。
自慢話とはいえ、話題の1つです。
自慢話が始まれば「いいな。羨ましいな」と言ってあげましょう。
むかむかしない。
いらいらしない。
普通の話題の一つとして、楽しみながら聞きましょう。
仕事でうまくいった話があれば、仕事術を尋ねてみましょう。
一戸建てを建てることになれば「どこの不動産なのか」と尋ねます。
海外旅行に行くことになれば「どこに行くの」と聞いてあげましょう。
話の流れを妨げずに済みます。
また、自慢話の中にも、自分の人生の参考になる点もあるはずです。
一生懸命に自慢話を聞いてくれる様子は、相手にも伝わります。
いずれ、あなたの自慢話を喜んで聞いてくれる日が来るでしょう。