選び方に自信がないときには、給仕に相談をしましょう。
フォーマルなレストランでは、ワインの注文を受ける「ソムリエ」と呼ばれる係が常駐していることもあります。
ソムリエは、ワイン選びのスペシャリストです。
ワインに関して知識があれば、自己判断で決めていいでしょう。
しかし、ワインは、かなり奥が深いものです。
ビールはブランドの幅が狭いですが、ワインはブランドや種類の幅が広い。
食べようとしている料理に、どのワインが合うのかを個人が決めるのは、多くの知識と経験を要します。
浅い知識では、太刀打ちできないことが多いのです。
自信がない場合は、ためらわず、給仕やソムリエに相談しましょう。
「このコース料理に合うワインを選んでいただきたいのですが」と一言言います。
その際「口当たり・アルコール度数・予算」などの希望を一緒に伝えましょう。
その中からベストなワインを選んでくれます。
相談することは恥ずかしいことではありません。
ソムリエというワイン係がいるのですから、頼りにされるのは本望なのです。
ソムリエとの会話を楽しむこともできます。
むやみに知ったかぶりをして選ぶより、給仕と相談をしながら選んでいくほうが、スマートです。