このタイトルを見て「間違っているよ」と思った人は、要チェックです。
間違っているように思えるタイトルですが、間違っていません。
給仕やソムリエは、タイミングを見て、ワインを注いでくれます。
ワインを断る場合、グラスの真上に手をかざして、遮るしぐさをする人がいますが、これはよくありません。
多くのマナー本にも、そうするように書かれているものもあり、驚きます。
これは場合によっては、大きなトラブルを招く場合があります。
たとえば、給仕がワインを注ごうとしたとき、タイミングによっては、遮った手の上にワインがこぼれてしまうかもしれません。
手が汚れるだけでなく、純白のテーブルクロスも汚れ、場の雰囲気が台無しです。
そのため、手のひらでワイングラスを遮るのは、よくありません。
では、どうすればいいのでしょうか。
正式なマナーとしては、ワイングラスのふちに、人差し指と中指を当てます。
「もう結構です」というサインになります。
サインに気づかず、うっかりグラスに注いでしまっても、手にワインが付着することはありません。