ワインの知識に自信がない人は、ワイン選びの際、ソムリエにお任せする場合があります。
口当たり、重さ、アルコール度数など、好みを伝えます。
しかし、特にこだわりがないからと、すべてをソムリエに任せようとすることもあるでしょう。
ソムリエのベストチョイスなら、組み合わせに大きな間違いはないはずです。
任せるのはいいですが、最低限、必ず事前に伝えておかなければいけないことがあります。
「予算」です。
ワインには、価格の上下差が激しい特徴があります。
もしソムリエがベストだと思ったワインが、高級・高額ならどうでしょうか。
「任せます」と言った手前「高いのでやめます」とも言いづらいですね。
気づけば精算をする際、高額な請求に驚かされることもあり得ます。
お金がなくて、同席者からお金を借りたりするのは、かっこ悪いですね。
ソムリエに任せるとはいえ、最低限予算だけは伝えておくことが大切です。
予算の伝え方は、シンプルです。
ワインリストの予算に近い価格を指さしながら「予算はこのくらいでお願いします」と言えば、ソムリエはわかってくれます。