執筆者:水口貴博

レストランで心がける30のワインマナー

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テイスティングを恥ずかしがらないで!

テイスティングを恥ずかしがらないで! | レストランで心がける30のワインマナー

ワインを飲む機会があれば、ぜひテイスティングをしてみましょう。

「えっ、そんな。私には無理」

「素人でワインのことは、全然わからない」

「恥ずかしい……」

後ずさりをしているのではないでしょうか。

マナーが解説された本の中には「ワインの素人がテイスティングをしても仕方ない」と否定的な意見を目にすることがあります。

しかし、間違いです。

無視をしてもいいでしょう。

むしろワインに詳しくないからこそ、テイスティングをしていただきたいのです。

ワインに素人だからこそ、テイスティングを積極的にすべきです。

レストランの給仕やソムリエは、できるだけワインを楽しんでもらいたいと思っています。

プロの真似でもいい。

香りのよさが理解できなくてもいい。

まずは段取りを覚えて、挑戦してみましょう。

その姿勢が大切です。

今まで遠い存在だったワインが、少しでも身近になるきっかけになります。

ワインがより味わえるようになるはずです。

「ソムリエは心の中で笑っているに違いない」と思いますが、そんなことはありません。

素人でも、積極的にワインを知ろうと努力している人を、ソムリエはきちんとわかってくれます。

むしろ、最初からテイスティングを諦めて断るほうが、残念に感じます。

わかっていなくてもいい、慣れていなくてもいいから、ワインに少しでも触れる。

そうすることで、初めて身近に感じられ、ワインの良さを体感できます。

給仕やソムリエは、笑いません。

むしろ知ろうとする姿勢は、給仕やソムリエに大変喜ばれます。

レストランで心がけるワインマナー(2)
  • ワインの素人こそ、ワインのテイスティングに挑戦する。
ワインのテイスティングをするときの6つの手順。

レストランで心がける30のワインマナー

  1. レストランでのワイン選びを、すべてソムリエに任せるのはよくない。
  2. テイスティングを恥ずかしがらないで!
  3. ワインのテイスティングをするときの6つの手順。
  4. テイスティングで問題点があれば、交換をしてもらってもいい。
  5. なぜワイングラスは、左回りに回すのか。
  6. ワインを注いでもらうとき、ワイングラスを持ち上げないこと。
  7. 文字ばかりのメニューですぐ決められない。
    そういうときの解決法。
  8. ワイングラスについた口紅は、指でぬぐい、ナプキンで拭く。
  9. ワイン選びの定番。
    「魚料理には白、肉料理には赤」
  10. 「もう飲めない」とワインを断るとき、グラスの上に手をかざしてはいけない。
  11. ワイングラスの飲み口は、一定にする。
  12. 飲み残したワインボトルは、持ち帰ってもいい。
  13. 食前酒・食中酒・食後酒の目的と選び方。
  14. 「とりあえず」と言いながらオーダーするのは、給仕に失礼。
  15. ワイン選びに自信がないときには、給仕やソムリエに相談をする。
  16. ブランデーグラスの持ち方。
  17. ワインを自分たちでつぎ足さない。
  18. 2本以上ワインを飲むとき、おいしさを重視する適切な順番。
  19. ワインやシャンパンは、かき混ぜない。
  20. ワイングラスに、水を入れて乾杯をしてはいけない。
  21. ロマンチックな雰囲気を演出したければ、ロゼワインがおすすめ。
  22. レストランによっては、ワインの持ち込みが許可されているところがある。
  23. 乾杯のときに、グラスをかちんとぶつけない。
  24. 料理とワインのマリアージュの上手な楽しみ方。
  25. ソムリエとの会話を楽しむ上手なきっかけ作り。
  26. ワインボトル選びで、目安にしたい基準。
  27. ワインが飲みたくても飲めなかった、忘れられないトラブル。
  28. いくらテーブルマナーに慣れていたとしても、酔いつぶれては意味がない。
  29. ワインの一気飲みは、できるだけ控えたい飲み方。
  30. ワインのラベルは、写真同様、思い出の記念品になる。

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