執筆者:水口貴博

早朝の散歩習慣のすすめ

18

1日10,000歩歩くより、1週間続けるほうが、はるかに大変。

1日10,000歩歩くより、1週間続けるほうが、はるかに大変。 | 早朝の散歩習慣のすすめ

「1日10,000歩」と聞くと「すごいなあ」という印象を受けます。

1秒2歩の大股で歩くペースで単純計算すると、およそ83分。

なかなかの運動量と思います。

しかし、1日10,000歩というのは、その気になれば簡単です。

散歩というのは不思議なもので、大変なのは歩き始める最初だけです。

重い腰を上げて歩き始めるまでに、時間とエネルギーがかかります。

歩き始めれば、だんだんテンションが上がり「もっと歩こう」と思うようになる。

気づけば、10,000歩は、すぐ達成できます。

本当に大切なのは「1日10,000歩」ではありません。

「続けること」です。

1日10,000歩を歩くより、1週間続けるほうが大変です。

これまで「1日でどれだけたくさん歩くか」に意識を向けていたのではないでしょうか。

たしかに1日で歩く歩数も大切ですが、これからは「いかに継続できるか」に意識を向けていきましょう。

「たくさん歩こう」という意識から「毎日少しでも歩き続けよう」という意識へスイッチです。

1日5,000歩でもいいですから、きちんと毎日続けられるほうがはるかに健康に効くのです。

早朝の散歩習慣のすすめ(18)
  • 1日に歩いた歩数より、歩き続けている日数で自慢する。
気分によって、散歩のペースが変わるのではない。
散歩のペースによって、気分が変わる。

早朝の散歩習慣のすすめ

  1. 人類は、頭を使うことで、生存競争を勝ち抜いた。
  2. 私たちは今、人類史上、最も「歩かない時代」に直面している。
  3. 頭を使って進化した人類なら、運動不足の困難も、頭を使って乗り越えられるはずだ。
  4. 「歩き」と「乗り物」は、状況に応じて使い分ける。
  5. 大変なのは最初だけ。
    歩くにつれて、楽になる。
  6. 散歩は知らず知らずの間に、意外な部分を活性化させている。
  7. 散歩は、たった100歩から始めると、うまくいく。
  8. 早朝こそ、散歩の恩恵を最も享受しやすいタイミング。
  9. 朝に散歩をすると、大変なことが1回減る。
  10. 歩くときに大切なのは、歩数や歩幅より、背筋。
  11. わずかな寄り道が、疲れを吹き飛ばしてくれる。
  12. 散歩に、運動神経はいらない。
  13. 植物の専門書を持ち歩けば、単なる散歩が勉強へと変わる。
  14. 植物の専門書を持って歩くと、自然と植物への感性が磨かれる。
  15. ウォーキングは、免疫力を高める手軽な方法。
  16. 運動は、しなくても、しすぎてもいけない。
  17. 名医は、靴底を見る。
    靴底だけは嘘をつかない。
  18. 1日10,000歩歩くより、1週間続けるほうが、はるかに大変。
  19. 気分によって、散歩のペースが変わるのではない。
    散歩のペースによって、気分が変わる。
  20. 規則正しいから散歩をするのではない。
    散歩をするから規則正しくなる。
  21. 散歩用シューズは、習慣になる前に買ってもいい。
  22. 散歩を続ける工夫は、難しそうで、簡単。
  23. くよくよ悩む暇があるなら、とにかく歩け。
  24. 目で本を読むより、耳で本を読むほうが、考えが膨らみやすい。
  25. 友人と話ながら歩くと、あっという間に、長距離が歩くことができる。
  26. 近所は、あまりに身近すぎるから、発見を見落としやすい。
  27. リラックスを求めるなら、晴れの日より、むしろ雨の日のほうがいい。
  28. 落ち込んだときこそ、歩く。
    悲しいときがあったときこそ、歩く。
  29. 歩くことで、骨が丈夫になる。
  30. 「いつかやろう」と思っている人は、永遠にすることはない。

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