執筆者:水口貴博

早朝の散歩習慣のすすめ

2

私たちは今、人類史上、最も「歩かない時代」に直面している。

私たちは今、人類史上、最も「歩かない時代」に直面している。 | 早朝の散歩習慣のすすめ

人類は、賢い脳を発達させた結果、さまざまな道具を発明してきました。

最も進化の大きな発明はさまざまですが、その1つは「乗り物」です。

人類誕生のころ、移動といえば「歩くこと」が基本でした。

しかし、歩くとはいえ、移動の早さや距離は、たかがしれています。

そこで人類は、自転車を発明しました。

自転車の起源は、1810年代ドイツ人のドライスという人が発明した「ドライジーネ」と呼ばれる二輪車に始まるとされています。

自転車があれば、小さな力で長距離を移動できるようになります。

その後、さらに進化して、バイク、自動車、電車、空を飛ぶ飛行機。

1969年には、宇宙を飛ぶロケットを発明し、月面着陸を果たしました。

すごいです。

今、私たちの生活には便利な乗り物があふれています。

自転車・バイク・自動車・公共の交通機関。

もはや歩くことが少なくなっています。

自転車やバイクや自動車を発明したのも、人間の「楽をしたい」という気持ちが発端です。

楽ができる数多くの道具によって、私たちは今「人類史上、最も歩かない時代」に直面しています。

その結果、肥満や糖尿病が増えています。

数々のメディアで、食文化、多様化、食品の価格低下など数々の理由が挙げられますが、それ以上に深刻なのはやはり運動不足です。

歩かなくなった、ということです。

昔に比べ、交通手段が発達した反面、歩かなくてもいい環境が増えたため、運動不足が顕著になり、肥満が深刻化しています。

食べる量が増えた一方、運動する量が少なくなっている。

これが現在の社会全体に起こりつつある現象です。

おかしな話ですね。

人類を楽にさせた道具たちが今、人類たちを苦しめる原因になっています。

まず、これに気づくことが大切です。

早朝の散歩習慣のすすめ(2)
  • 最も「歩かない時代」に直面していることに、気づく。
頭を使って進化した人類なら、運動不足の困難も、頭を使って乗り越えられるはずだ。

早朝の散歩習慣のすすめ

  1. 人類は、頭を使うことで、生存競争を勝ち抜いた。
  2. 私たちは今、人類史上、最も「歩かない時代」に直面している。
  3. 頭を使って進化した人類なら、運動不足の困難も、頭を使って乗り越えられるはずだ。
  4. 「歩き」と「乗り物」は、状況に応じて使い分ける。
  5. 大変なのは最初だけ。
    歩くにつれて、楽になる。
  6. 散歩は知らず知らずの間に、意外な部分を活性化させている。
  7. 散歩は、たった100歩から始めると、うまくいく。
  8. 早朝こそ、散歩の恩恵を最も享受しやすいタイミング。
  9. 朝に散歩をすると、大変なことが1回減る。
  10. 歩くときに大切なのは、歩数や歩幅より、背筋。
  11. わずかな寄り道が、疲れを吹き飛ばしてくれる。
  12. 散歩に、運動神経はいらない。
  13. 植物の専門書を持ち歩けば、単なる散歩が勉強へと変わる。
  14. 植物の専門書を持って歩くと、自然と植物への感性が磨かれる。
  15. ウォーキングは、免疫力を高める手軽な方法。
  16. 運動は、しなくても、しすぎてもいけない。
  17. 名医は、靴底を見る。
    靴底だけは嘘をつかない。
  18. 1日10,000歩歩くより、1週間続けるほうが、はるかに大変。
  19. 気分によって、散歩のペースが変わるのではない。
    散歩のペースによって、気分が変わる。
  20. 規則正しいから散歩をするのではない。
    散歩をするから規則正しくなる。
  21. 散歩用シューズは、習慣になる前に買ってもいい。
  22. 散歩を続ける工夫は、難しそうで、簡単。
  23. くよくよ悩む暇があるなら、とにかく歩け。
  24. 目で本を読むより、耳で本を読むほうが、考えが膨らみやすい。
  25. 友人と話ながら歩くと、あっという間に、長距離が歩くことができる。
  26. 近所は、あまりに身近すぎるから、発見を見落としやすい。
  27. リラックスを求めるなら、晴れの日より、むしろ雨の日のほうがいい。
  28. 落ち込んだときこそ、歩く。
    悲しいときがあったときこそ、歩く。
  29. 歩くことで、骨が丈夫になる。
  30. 「いつかやろう」と思っている人は、永遠にすることはない。

同じカテゴリーの作品

2:41

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION