散歩を始めるなら、どの時間帯にするのがいいのでしょうか。
もちろんこれに決まりがあるわけではありません。
人それぞれの生活スタイルに合わせるのがいいでしょう。
朝がいい人もいれば、昼がいい、夜がいい人もいることでしょう。
しかし、人間の生体リズムを考えたうえで最もおすすめできる時間帯は、やはり「早朝」です。
早朝に歩くことで、1日全体のスタートがよくなるからです。
朝に歩くと、昼や夜とは違い、いいことがたくさんあるからです。
まず、早朝の景色は美しいことです。
太陽が昇りかけていると、だんだん景色が明るくなります。
その時間帯に歩いていると、気分までだんだん明るくなるようで、テンションが上がりやすくなります。
また、朝に歩くことで、体全身の血の巡りがよくなります。
朝は、その日1日のリズムを作る起点です。
朝の調子がよくなると、1日全体の勢いに乗ることができるようになります。
朝、みんなが寝ぼけているときにスタートダッシュを切ると、差をつけやすくなる。
学生で言えば「学力」、社会人で言えば「仕事」で差をつけやすくなります。
少々寝ぼけていても、歩いているうちに目が覚めて、頭も冴えてきます。
たしかに早朝は、少し眠くて重い腰を上げるのが大変ですが、少しの踏ん張りです。
そこさえ乗り切れば、朝こそ、散歩の恩恵を最も享受しやすいタイミングなのです。