飼い主が何かに集中していると、猫がわざとらしく飼い主の集中を邪魔しようとすることがあります。
たとえば、次のような経験はありませんか。
床に新聞を広げて見ていると、新聞紙の上に乗ってくる猫。
机で勉強をしていると、ノートの上に乗ってくる猫。
パソコンに向かってインターネットを楽しんでいると、キーボードやマウスの上に乗ってくる猫。
テレビを見ていると、わざとらしくスクリーンの前に立ちはだかろうとする猫。
このように猫に集中を邪魔された経験を持つ飼い主も多いのではないでしょうか。
なぜ、猫は飼い主の邪魔をしようとするのでしょうか。
これは、飼い主を遊びに誘っている行動です。
飼い主に自分の存在をアピールして、気にかけてもらいたい。
「甘えたい」
「暇ならかまってよ」
「遊び相手になってほしい」
こうしたメッセージが含まれる、猫なりのアピール方法です。
じっとしている飼い主を見て「そんなに暇なら、たまには遊び相手になってよ」と思っています。
もし、猫に邪魔をされたら、飼い主は怒らず、遊び相手になってあげるといいでしょう。
抱いてあげるだけでも喜ぶはずです。
基本的に単独行動する猫ですが、時には寂しく感じるときもあるのです。