まれにではありますが、飼い主が少しドアを開けている隙に、室内で飼っている猫が逃げ出してしまうことがあります。
猫は小さいし、足音もないので、いつの間にか出ていることが多いです。
また、今まで室内だったからこそ外の世界に興味を示し、飼い主の目を盗んで積極的に抜け出そうとする猫も少なくありません。
猫が逃げ出したことに気づき、慌てて外を探しに出かけた経験のある飼い主も多いのではないでしょうか。
幸いなことに、猫は犬と違い、短時間でそれほど遠くへ行く習性はありません。
猫は短時間で遠くへ行けるほどの体力や持久力はありません。
そもそも猫は普段からじっとしていることが多い。
逃げ出したことにすぐ気づけば、近場にいる可能性は大変高く、比較的見つかる可能性が高いはずです。
しかし、猫が逃げ出してからすぐ探しても、なぜか見つからないときがあります。
近場にいることはたしかですが、なぜか見つからない場合は、飼い主の探し方に問題があることが多いです。
外に出て、おそらく公園・道路・近所の庭など探しているのではないでしょうか。
それだけではいけません。
もっと大切なところを見落としています。
もっと視点を上に上げてください。
木の上や屋根の上です。
そもそも猫は野生の名残から、高いところに行きたがる習性があります。
高い場所は、広い範囲が見渡せ、敵から攻撃も受けにくいので、安全のために登りたがろうとします。
木の上や屋根の上にいる場合が多いので、視界に入らず見つけられないことが多いです。
猫を探すときには、平面を見ながらも、できれば上を見ながら探しましょう。
木の上・屋根の上・塀の上などです。
高いところに目をやれば、猫を見つける可能性が高くなるでしょう。