散歩中、犬が急にしゃがみ込んだ。
いつもは積極的によく歩く性格なのに、突然しゃがみ込んでしまうと、やはり飼い主としては驚きます。
犬の場合も人のように、何かに怯えたり驚いたりして、恐怖で足がすくむこともあります。
しかし、特に変わったこともないのに、急にしゃがみ込んでしまうと、やはり最初に考えるのは「けが」です。
足に何かが刺さって、動けなくなったのではないかと思うでしょう。
足や体全体の様子を見て、特にけがをしていないなら、不思議に思います。
驚いているわけでも、けがをしているわけでもないなら、残る可能性としては「老化」です。
飼い主としては「今まで活発に動いていたのに」という先入観を持ってしまいがちですが、驚くことはありません。
やはり犬にも老化があり、徐々に進行しています。
特に10歳くらいから徐々に見られ、13歳を超えたくらいからは、頻繁に見られるようになります。
歩き方がゆっくりになり、少し歩いては休憩が必要です。
飼い主としては日に日に弱っていく愛犬を見るのは苦しいかもしれませんが、やはり無理をさせないことが大切です。
健康維持のため、適度に歩かせるのも大切ですが、疲れているのに無理やり歩かせるのはよくありません。
疲れたときには無理をさせない。
犬が休みたい意思を尊重させてあげましょう。