執筆者:水口貴博

愛犬を長生きさせる30の方法

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かわいいからと言って、太ったペットをほうっておかない。

かわいいからと言って、太ったペットをほうっておかない。 | 愛犬を長生きさせる30の方法

人間の場合と同じように、犬も肥満に要注意です。

肥満になれば、心臓病・糖尿病の原因になります。

また体重が増えますから、関節を痛める可能性も高くなります。

これは言うまでもありませんね。

当たり前すぎることです。

しかし、です。

人が太ると病気につながると感じて、ダイエットをする人が多いですが、ペットのこととなると、急に無頓着になる飼い主がいます。

適度に太った犬の姿は、愛らしくて、見ていて癒されると思うからです。

「ペットは、ふっくらしているくらいがちょうどいい」

そう軽く考えて、ほうっておくケースが多いです。

中には、わざとふっくらさせるため、餌の量を増やしている飼い主さえいます。

厳しいことを言いますが、太ったペットの姿は、完全に飼い主の心の緩みです。

かわいいという理由であろうと、食事の量を守れていない事情であろうと、飼い主がペットへの食事の量を管理できていません。

たしかに適度にふっくらした体はかわいいかもしれませんが、健康を害しているという事実も知っておかなければなりません。

しかも一度肥満になると、悪循環になりがちです。

体重が増えるので、動きにくくなる。

動きにくくなるから体重が増えやすくなる。

体重が増えると、さらに動きにくくなります。

初めはふっくらしていた程度だったのが、いつの間にか相撲力士のように大きな巨体になっていることがあります。

「かわいいペット」という先入観から、つい小太りを許容していませんか。

このうっかり許容してしまいがちな心の緩みが、思わぬ肥満体質の入り口だったりします。

犬の食事量の調整は、飼い主が責任を持って管理しましょう。

食事と運動の量を管理しながら適正体重にさせるのが、犬の長生きにつながるのです。

愛犬を長生きさせる方法(17)
  • 許容しがちな犬の肥満に、注意する。
犬の食事は、適量で与えてはいけない。

愛犬を長生きさせる30の方法

  1. 犬の高齢は、早く訪れる。
  2. 犬のぼけは、脳細胞の死滅によって生じる。
  3. 犬のぼけ対策は、生まれたときから始まる。
  4. いつもと違った散歩コースを歩けば、愛犬の脳は活性化される。
  5. 屋外より室内のほうが、愛犬がぼけにくくなる。
  6. 知育おもちゃで、頭を鍛える。
  7. 犬にとって旅行は、頭にいい刺激がいっぱい。
  8. 小さな日帰り旅行をしてみよう。
  9. 犬も褒められたいと思えば、もっと行動的になる。
  10. 何気ない愛犬の存在を、常に感謝することが大切。
  11. 子犬を出産して家族が増えても、飼い主の手間は変わらない。
  12. 犬は、1匹だけより2匹飼うほうが、安定する。
  13. 犬の2種類の筋肉を鍛えることで、老化を防止する。
  14. 犬のぼけを予防するなら、DHAとEPAが効く。
  15. 食事も運動も問題ないはずの犬が、なぜか太ってしまう理由。
  16. 犬は虫歯になりにくい一方、歯のトラブルを抱えやすい。
  17. かわいいからと言って、太ったペットをほうっておかない。
  18. 犬の食事は、適量で与えてはいけない。
  19. 噛むことは、犬の歯の健康だけでなく、脳の健康にもつながる。
  20. 犬も白内障になる。
    散歩をするなら、早朝と夕方がおすすめ。
  21. 「犬が生きていける世話」ではなく「犬を満足させる世話」をする。
  22. 語りかけるすべてのタイミングは、スキンシップの時間にもなる。
  23. 犬の不安定になった心は、お漏らしとして表れやすい。
  24. テレビほど、犬にさまざまな刺激を与えられる便利な道具はない。
  25. 犬用ビデオは、飼い主がいない間の退屈しのぎになる。
  26. 飼い主に期待された犬ほど、強く育つ。
  27. 人が必要とする栄養と犬が必要とする栄養は、大きく異なる。
  28. 犬は、2人で散歩するより、大勢で散歩するほうが喜ぶ。
  29. 予防接種で、未然に病気を防ぐ。
  30. 犬がぼける本当の原因は、私たち人間にあった。

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