執筆者:水口貴博

愛犬を長生きさせる30の方法

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犬の高齢は、早く訪れる。

犬の高齢は、早く訪れる。 | 愛犬を長生きさせる30の方法

「犬がぼけるのを何とか防ぎたい」

飼い主の多くは、こうした切実な願いがあることでしょう。

21世紀に入り、犬のぼけが次第に顕著になってきました。

獣医師学の発達や栄養のある食事を取ることができるようになったおかげで、犬も人と同じように高齢化が進みました。

10歳を超えて生きる犬は当たり前になりました。

中には20歳も生きる長寿犬も、もはや珍しくありません。

20歳の犬と言えば、人でいう90歳程度にあたります。

10歳以上の犬の62パーセントは、認知症の症状があると推測されています。

10歳の犬といえば、まだ幼い子どものような気がしますが、人間の年齢で言えばおよそ60歳前後です。

「およそ」がついたのは、犬の種類によって差があり、一概には言えないからです。

実は、大型犬と小型犬では、成長スピードに若干違いがあります。

一般的な犬の高齢とは、2つの定義があります。

  • 小型犬の場合 10歳以上は高齢と考える
  • 大型犬の場合 8歳以上は高齢と考える

一般的に大型犬のほうが早く成長し、早く老化が進行します。

さて、2つの違いを含めて、7歳くらいから、高齢を意識し始めたほうがいいでしょう。

犬の高齢は、早く訪れます。

ぎりぎり高齢の手前で、飼い主としては高齢を意識して遅すぎることはありません。

散歩中に柱に頭をぶつけたり、トイレができなくなったり、以前と比べて睡眠時間が長くなるなどの症状が見られれば、要注意です。

すでに、かなりぼけが進行している可能性があります。

ぼけない犬に育てるために、早めに対策を立てましょう。

愛犬を長生きさせる方法(1)
  • 7歳を超えたくらいから、高齢を意識し始める。
犬のぼけは、脳細胞の死滅によって生じる。

愛犬を長生きさせる30の方法

  1. 犬の高齢は、早く訪れる。
  2. 犬のぼけは、脳細胞の死滅によって生じる。
  3. 犬のぼけ対策は、生まれたときから始まる。
  4. いつもと違った散歩コースを歩けば、愛犬の脳は活性化される。
  5. 屋外より室内のほうが、愛犬がぼけにくくなる。
  6. 知育おもちゃで、頭を鍛える。
  7. 犬にとって旅行は、頭にいい刺激がいっぱい。
  8. 小さな日帰り旅行をしてみよう。
  9. 犬も褒められたいと思えば、もっと行動的になる。
  10. 何気ない愛犬の存在を、常に感謝することが大切。
  11. 子犬を出産して家族が増えても、飼い主の手間は変わらない。
  12. 犬は、1匹だけより2匹飼うほうが、安定する。
  13. 犬の2種類の筋肉を鍛えることで、老化を防止する。
  14. 犬のぼけを予防するなら、DHAとEPAが効く。
  15. 食事も運動も問題ないはずの犬が、なぜか太ってしまう理由。
  16. 犬は虫歯になりにくい一方、歯のトラブルを抱えやすい。
  17. かわいいからと言って、太ったペットをほうっておかない。
  18. 犬の食事は、適量で与えてはいけない。
  19. 噛むことは、犬の歯の健康だけでなく、脳の健康にもつながる。
  20. 犬も白内障になる。
    散歩をするなら、早朝と夕方がおすすめ。
  21. 「犬が生きていける世話」ではなく「犬を満足させる世話」をする。
  22. 語りかけるすべてのタイミングは、スキンシップの時間にもなる。
  23. 犬の不安定になった心は、お漏らしとして表れやすい。
  24. テレビほど、犬にさまざまな刺激を与えられる便利な道具はない。
  25. 犬用ビデオは、飼い主がいない間の退屈しのぎになる。
  26. 飼い主に期待された犬ほど、強く育つ。
  27. 人が必要とする栄養と犬が必要とする栄養は、大きく異なる。
  28. 犬は、2人で散歩するより、大勢で散歩するほうが喜ぶ。
  29. 予防接種で、未然に病気を防ぐ。
  30. 犬がぼける本当の原因は、私たち人間にあった。

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