夫婦関係が悪くなっているとき「自分のどこがいけないのか」という原因を探してみましょう。
相手を不快にさせる結果があるからには、何か原因があるはずです。
きちんと問題に向き合うからこそ、解決の方法が見えてきます。
これは、粗探しとは別の問題です。
粗探しは「常に問題があるのは相手だ」というのが、前提です。
自分の事情には触れず、相手の悪い点ばかりを見つけようとしている状態です。
しかし、自分の悪い点を見つけて前向きに考えるのはOKです。
それは、粗探しではなく、自己改善です。
前向きな成長です。
夫婦仲が悪くなっているとき、もちろん相手にも悪い点があるかもしれませんが、ひとまず置いておきましょう。
「それでは不公平ではないか」と思うかもしれませんが、もちろん放置するわけではありません。
実は、あなたが改善されれば、おのずから相手も改善に向かうようになります。
改善は、まず自分からです。
自分の悪い点を探せば、いくつか見つかるのではないでしょうか。
相手の気分を悪くさせることがなければ、関係も悪くなるはずはありません。
おそらく、どこかに相手の気分を害させる要因があるはずです。
相手に不快を与えているのではないかと思われる自分の悪い点を、すべてチェックしてみましょう。
相手を不快にさせている態度をしていませんか。
会話に嫌みが含まれていて、感じが悪くなっていませんか。
態度・言葉遣い・習慣・癖など、いくつかあることでしょう。
もちろん生まれつきの性格や顔など変えようのない点もあることでしょう。
そういう点は仕方ないですが、言葉遣いや態度は自分の意思で改善できるはずです。
改善ができれば、以前より印象がよくなります。
あなたの態度がよくなれば、自然と相手の態度もよくなります。
ストレスや摩擦が小さくなり、自然と緊張感が解けていくからです。
最初に変わるのは、まず自分であることを忘れないでください。
これは夫婦関係に限らず、あらゆる人間関係に共通するコツです。